結婚相談アドバイザーに、記者の服装をダメ出しされてきた(3/3 ページ)
結婚したい、しなければ……という思いから、結婚相談所の門をたたいたり、友人に合コンのセッティングをお願いした経験がある人もいるだろう。そのとき悩むことの1つが「服装」ではないだろうか。結婚するかもしれない女性と初めて会うとき、どんな格好をしていくべきなのか、ツヴァイでアドバイザーを務める棚橋やす子さんに聞いてみた。
これはやっちゃダメ!チェックリスト
上着やズボンなどについては、ファッションショップの店員に聞けばいいものの、それ以外の小物類などについてはどうするべきか分からないこともある。そこで、それぞれどのようにしたらいいか尋ねてみた。
靴下
素足はNG、靴下の上の肌が見えないように気を付けること(ズボンのすそを長めにしておく)。白の靴下は学生っぽくなってしまうので良くない。パーティー後の二次会で居酒屋などに行くと、靴を脱ぐこともあるので、穴が開いていないか、かかとがレース状態になって透けていないかといったこともチェックする。
カバン
大きな荷物は持っていかない方がいい。紙袋もNG。「何かのついでで来た」と思われてしまうので、コインロッカーなどに預けてきて、手ぶらで臨むのがベター。仕事帰りなどで、仕方なく荷物を持っているのなら、その旨を伝えるべき。
携帯電話
共通点になりやすいので話題にもなるが、頻繁に携帯をいじっていると、相手に「関心がない」と思われてしまうのでNG。近くに置いて話すことも多いため、汚れていると印象が悪くなるので事前にふき取っておくこと。流れの中で赤外線通信で番号交換をすることもあるので、その際に見えてしまう可能性がある待ち受け画面は話題になりやすいもの(猫や犬の写真など)にしておく。
名刺
持っていくに越したことはないが、仕事と違って初対面ですぐに出すのは、誰にでも渡しているようにも見えるので控えた方がいい。「お勤めの会社は?」といった話の流れになった時に、さりげなく出すのがいいかもしれない。その際は名刺に携帯番号や携帯アドレスなどを目の前で書いて渡すと、「相手のために」という気持ちが伝わりやすい。
香水など
人柄より匂いが第一印象になってしまうので、香水は付けない方がいい。余計な匂いがするよりは、逆に匂いがしない方がいい。
無精ひげや鼻毛などは切る。願掛けをして爪を伸ばしている人もいるが、切った方がいい。また、夏場は汗で色が変わってしまう濃い色のシャツは避けた方が無難。制汗スプレーを使ったり、時間より早めに着いて透けているところを直したりすることが大事。
服装は婚活の入口
もちろん、服装を整えたからといって、それだけで良縁に恵まれるというわけではない。婚活の入口に立っただけで、そこから先は別の話だ。棚橋さんによると、「混んでいるレストランで、通路側にバッグを置いたままにしていたために、気を遣えない人と思われて破談になった」ケースもあったという。
棚橋さんのアドバイスは、婚活に限らず、「気になっている女の子と初めて会う」といったシチュエーションにも通用するもの。「女の子に縁がない」「自分はモテない」と嘆く人は、自分が変わる第一歩としてまず、勝負服を1つ探してみる努力をしてみてはいかがだろうか。
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