デジタルサイネージでGoogleマップを利用――ソフトバンク クリエイティブ
ソフトバンク クリエイティブは、タッチパネル型デジタルサイネージで利用できる、Googleマップを用いた地図アプリをゴーガの協力で開発したと発表。独自の施設情報を追加で表示することも可能だという。
ソフトバンク クリエイティブは5月20日、タッチパネル型デジタルサイネージで利用できる、Googleマップを用いた地図アプリをゴーガの協力で開発したと発表した。日本で初めての「Google Maps API Premier」を利用したデジタルサイネージ向けアプリとしている。
地図アプリはGoogle マップを、観光地や駅の構内、街中などに設置されているデジタルサイネージでも閲覧できるようにしたもの。地図アプリを活用することで、50インチ前後の大型タッチパネルを搭載したデジタルサイネージでも、タッチ操作で地図の拡大・縮小、スクロール表示を行え、航空写真地図やストリートビューも見られる。表示言語は日本語・韓国語・中国語・英語の4カ国語で、切り替え表示ができるようになっている。
また、同時に開発したコンテンツマネジメントシステムを利用することでGoogle マップ上に独自の施設情報を追加で表示することも可能で、利用者はデジタルサイネージから飲食店やホテルの概要など、より多くの情報が得られる。
地図アプリは6月26日から博多港国際ターミナルで導入されることが決まっており、今後はさらに幅広く提供していく予定。「弊社で展開するデジタルサイネージのほかにも、さまざまなデジタルサイネージメディアの運営者や店舗・施設に提供し、ハードウエアを含めたデジタルサイネージのトータルソリューションとして積極的に展開していく」(ソフトバンク クリエイティブ)。
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