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Facebookから考える“コミュニケーション能力”の意味(3/3 ページ)

社会人基礎力として大事と言われる「コミュニケーション能力」。しかし、一口にコミュニケーション能力といっても、それは何を意味するのか? 筆者のFacebookでの実体験から、考えてみた。

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自分が相手の立場だったら?

 Facebookの話はここでオシマイです。

 つまりは「あなたが相手の立場だったら、あなたが“相手にしてほしい”と今思っている言動をとるだろうか?」と徹底的に想定し、そのための言動をとれることこそが、コミュニケーション能力、ってことですよね。

 もちろん、前提として、「その言動をしている自分がとても楽しく心地がよい」状態であることは必要ですよ。就活の場合で言うならば、その言動をしている自分が楽しいと思えない企業には行かない方がいいです。どれだけ大企業であっても、運良く入社できたとしても、入社後不幸になるだけですから。

 僕がほぼ毎日書いているブログのタイトルは「和顔愛語 先意承問」(わげんあいご せんいじょうもん)です。特に「先意承問」という言葉は僕がとても大切にしている言葉なのですが、これは「先んじて(相手の)意図を承ってから、(相手に)問いただせ」ということです。

 つまり、「相手の気持ちをおもんばかり、かつ相手に分かるような言動をせよ」という、コミュニケーション能力の本質を突いた言葉だと思っています。

 最後に、コミュニケーション能力を身に付けるには、名著『人を動かす』(デール・カーネギー著)を読むと早いのではないか、と思うことが多いです。(寺西隆行)

 →寺西隆行氏のバックナンバー

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