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イチロー語録から学ぶ、結果とプロセスどちらが大事か?(2/2 ページ)

「結果を出す」ことと「プロセスを重視する」こと――働く上で、常にこの2つの命題は頭をよぎり、判断や行動に何かしらの影響を与えてくる。イチロー語録から、改めてそのテーマを考える。

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結果をめぐる2つの問題点

 こう考えてくると、「結果」をめぐる問題点は、どうやら2つありそうです。

 1つは「結果を出せ!」とか「結果を出さなくてはならない」といった強要や自縛が働くと、結果主義はマイナスの面が強く出る。

 もう1つは、たまたま「結果が出てしまう」ことで、本人に慢心が起こる。この点に気を付ければ、「結果を出すこと」は働く上で重要な意識になるでしょう。

 むしろ、結果を求めないプロセスは、惰性や無責任を生みます。また、結果が出ることによってこそ、それまでのプロセスが真に報われることになります。

 要は、結果とプロセスはクルマの両輪であって、どちらを欠いてもうまく前に進むことはできません。そして、駆動輪になるのは、言うまでもなく、日々こつこつと努力を重ねるというプロセスのほうだと思います。(村山昇)

 →村山昇氏のバックナンバー

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