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青木宣親、屈辱のトライアウトからはい上がったメジャーリーガー臼北信行のスポーツ裏ネタ通信(7/7 ページ)

日本人メジャーリーガーとして、イチローに次ぐ200安打を達成しそうなのがブルワーズの青木だ。エリートの地位を捨て、夢を追い海を渡ったオトコがいた。

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トレードでも残留でも、過去最高年俸か

 今季のブルワーズはすでに優勝戦線から大きく脱落。7月31日までのトレード期間までに契約残余期間の短い主力選手を放出し、代わりに将来の有望株を獲得するなど来季以降を見据えたチーム再編を検討する時期に来ている。強豪球団への電撃トレードが決まれば、今以上にスポットライトを浴びることは確実。活躍すれば、青木の評価はさらに上がる。

 そして残留するにしても「球団側は再契約の条件を間違いなく見直す」(地元メディア関係者)ことから、来季の年俸大幅アップも確実。このまま残留か、あるいは他球団で来季を迎えたとしても、ヤクルト時代の最高年俸3億3000万円を超える高額条件を所属球団から提示されるとみられている。

 その先が苦難の道と分かっていながらも過去の栄光をかなぐり捨て、夢の舞台で成功をつかむ。日本のビジネスパーソンはメジャーリーガー青木の生き方と今後の活躍にぜひ注目してほしい。

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