調査リポート
クルマが趣味の異性は魅力的?――日本マイスター検定協会が好感度調査
新車販売が振るわないといった背景から「若者のクルマ離れ」がいわれて久しい。だが、一般生活者はクルマに対してどのようなイメージを抱いているのだろうか?
近年、「若者のクルマ離れ」といわれて久しい。とはいえ、都心部ほど公共交通網が充実していないエリアでは、クルマは生活の足として利用されている。一般生活者はクルマに対してどのようなイメージを抱いているのだろうか?
日本マイスター検定協会が「クルマを趣味にしている異性への好感度」を調査したところ(インターネットを使った調査で、全国の10代〜60代の男女973人が回答。調査期間は2013年9月13〜24日)、全体の76%が好感触(「とても高い」29%、「どちらかといえば高い」47%)を抱いていることが分かった。また、具体的にどのような印象を得るのかと尋ねたところを、「アクティブそう」「休日を楽しんでいそう」「家族サービスをしていそう」といった回答が並んだ。
なお、日本マイスター検定協会は、クルマの歴史、最新ニュース、メカニズム、国内外メーカーの知識まで幅広く網羅する検定試験「くるまマイスター検定」を2014年3月16日に実施する。この検定は初心者向けの3級(受験料4000円)と中級者向けの2級(5000円)に分かれている。第1回の検定申込は10月10日から受け付ける。
関連記事
- なぜ若者はクルマから離れていったのか
若い世代の間で“クルマ離れ”が進んでいる。クルマを買わないどころか、免許すら持っていない人も少なくない。なぜ若者はクルマに興味を示さなくなったのだろうか。ジャーナリストの津田大介氏と社会学者の鈴木謙介氏が語り合った。 - 月間維持費1万円を実現せよ――「若者のクルマ離れ」を考える
マスコミや経済界は「若者のクルマ離れ」と言うが、筆者には若年層向けのマーケティングがうまくいっていないことへの言い訳にしか見えない。自動車業界が今本当に考えるべきことは、若者がクルマを持てる施策を考えることではないだろうか? - “クルマ離れ”の若者にアピールする自動車ビジネスとは?
「クルマ? 持ってないよ」という若者が増えている。高性能車や高級車があこがれの対象ではなくなった若い世代のクルマ利用を促進するには――自動車メーカーには新しいビジネスモデルが求められている。 - 「クルマでデート」はもう古い?――若者のクルマ離れの実態
クルマは2〜3年前に比べて、買い物などの日常的な用途では頻繁に使われるようになったが、デートなどの非日常的なイベントには使われなくなっているようだ。朝日大学マーケティング研究所調べ。 - カーシェアリングで「若者のクルマ離れ」解消なるか?
15分単位でクルマを借りられる会員制サービスの「カーシェアリング」。維持費やメンテナンスが不要ということで、クルマへの興味を喚起するきっかけになり得そうだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.