調査リポート
Web広告、出稿が多いのは?
2013年の上半期におけるPC向けインターネット広告の出稿動向をVRIが発表。出稿企業の数が増え続けており、不動産、金融/保険系の広告が伸びているという。
インターネットの普及とともに、Webページ上で展開する広告が増えているが、この1年でも出稿する企業や流行のジャンルに大きな変動があったようだ。インターネットの利用状況を調査しているビデオリサーチインタラクティブ(VRI)は11月26日、2013年上半期(4〜9月)におけるPC向けインターネット広告の出稿動向についてまとめた。
調査結果によると、ディスプレイ広告(Webページ上で表示される、画像やFlash、動画などによる広告)の出稿社数は6000社を超えるなど順調に増えており(前年同期比で30.1%増)、出稿量(インプレッション数)も前年同期比で12.3%増えているという。
出稿量を企業別に調べたところ、最も多いのは「サントリー」。不動産・住宅総合サイト“SUUMO”(スーモ)を運営する「リクルート住まいカンパニー」や、ブライダルジュエリーを取り扱う「プリモ・ジャパン」が後に続いた。4位に入った「ソニー銀行」は前年の226位から大きく順位を上げている。
業種別でみても「住宅・不動産」「金融・保険業」は好調で、シェアを順調に伸ばしている。商品別では住宅関連情報とサプリメント類がほかを大きく引き離して、上位となった一方で、「貴金属・時計・メガネ店」「銀行企業PR」「他の学校・教育(資格など)」も前年同期比で2倍以上になるなど、ネットでの販促活動に注力しているようだ。
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