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オリンピックがもっと楽しくなる? こんなにあった「スポーツの男女差」博報堂・吉川昌孝のデータで読み解く日本人(2/4 ページ)

ソチ冬季オリンピックが開幕しましたが、みなさんは「スポーツする派」「みる派」どちらでしょうか? 今回のコラムは、やるかやらないかとはちょっと違う、男女差という観点から、スポーツ意識やその行動の傾向を明らかにしました。

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女子は「スポーツを人から習いたい」

 男性が能動的にスポーツに取り組んでいるのに対して、女性特有のスポーツへのスタンスはあるのでしょうか。どうも女性はスポーツに対して受動的な傾向があるようです。「趣味やスポーツの教室に通ったり、レッスンを受ける(最近1年以内にしたこと)」を見ると、一桁台の男性に対し、女性は常に20%を超えています。

 同じ項目の今後の意向〜「趣味やスポーツの教室に通ったり、レッスンを受ける(今後してみたいこと)」になると、その差はさらに拡大。男性の20%強に対して、ほぼ倍、40%以上の水準で安定的に推移するのです。

 実際の行動でも、今後の欲求でも、女性にとってスポーツは「自ら行うもの」、というよりも「誰かに教えてもらうもの」という認識が強いようです。この傾向は特に若い女性で強く、20〜40代でみると、常にだいたい5割前後の水準にあることが分かります。スポーツは自分でやる男子に対して、スポーツに受身な女性という違いが浮かび上がってきました。

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