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仕事ができる人の共通点は? リクルートで働いて学んだこと:上阪徹が探る、リクルートのリアル(5/5 ページ)
幅広い領域で次々とビジネスを拡大しているリクルート。今や売り上げは1兆円以上に。今のリクルートって、いったいどうなっているのか。第一線で活躍する“エース”たちから、今のリクルートのリアルを探る。
リクルートが目指しているのは
上海のオフィスでは、創業者の江副浩正氏が作ったかつての社訓「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」を中国語にしたプレートを作って社員に配っている。
「やるもやらないも自分。この言葉は、本当にその通りだと思うからです」
ここ数年、日中関係は揺れている。
「政治的な話はちょっと頭が痛いですよ。でも、お互いを知らないのが、一番いけないんです。会ったこともない人たちが、傷つけ合っている気がしてならない。田舎に行って、小学校に行ったりすることもありますが、日本人に会ったことのある人が誰もいなかったりするんです。草の根とか、民間にできることって、本当に大事だと思います」
中国人は日本人とはまったく違う、とよく言われる。
「確かに違う部分もある。でも、合う部分もあるんです。僕はそこに着目します」
中国における日系企業への人材紹介では、リクルートは2012年以来、ナンバーワンになっている。リクルートが目指しているのは、人材分野で世界ナンバーワンになることだ。
(次回、4月18日掲載予定)
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