レビュー
連泊出張の新提案、女子会にも?──東急ステイ展開「滞在型ホテル」とは:客室に洗濯乾燥機やミニキッチン(3/4 ページ)
東急ステイが、東京・新橋の虎ノ門ヒルズへ通じる新道沿いに“滞在型ホテル”とうたう「東急ステイ新橋」をオープン。“滞在型”とは何か、よくあるビジネスホテルとは何が違うのか、オープン直前の店舗を取材した。
室内も「よりゆったり、より快適な滞在を」を意識
中・長期滞在をより快適にの意識はもちろん客室の基本設備にも及ぶ。「ゆったり客室」「ゆったりバスルーム」「インターネット無料」などだ。一般的なビジネスホテルのスタンダードタイプは10〜12平方メートルほどだが、それよりやや広い15平方メートルを基本とした広さで展開する。
バスルームを「1418サイズ(幅1.4メートル、奥行き1.8メートル)」と広めに確保したのも、風呂、特に浴槽に入って日中の疲れをとりたいと思う多くの人にうれしい設備だ。浴槽もかなり長めで、足を伸ばしてくつろげる。
机は、奥行きこそビジネスホテルで一般的なサイズだが、幅が広い。資料を置きながらPC作業するのに使いやすい。ビジネス層の必須設備となる、インターネットサービスはもちろん「全客室無料」だ。無線LAN(2.4GHz帯802.11n)に加え、有線LAN端子を用意するのも意外と喜ばしい。あくまで参考として、室内では下り20.57Mbps/上り11.62Mbps(PCで測定)、ロビーで下り23.9Mbps(スマートフォンで測定)と、通常業務の進行はまったく問題がない上々の速度だった。
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