Mobile Weekly Top10:
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【国内記事】 | 2001年12月27日更新 |
2001年最後の週間ランキングでトップを獲得したのはソニー・エリクソン端末。思い起こせば,今年のソニー製端末は不運の連続だった。
ドコモの「SO503i」は美しいTFT液晶,そしてiアプリ最速の性能を備え,多くのユーザーの心を捉えた(3月12日の記事参照)。しかしiアプリのセキュリティに関してソフトウェアのバグが見つかり,42万台におよぶ回収という事態となった(5月11日の記事参照)。
KDDI向けの「C406S」も,予測変換機能として今でも一線級の実力を誇る「POBox」を搭載し(6月7日の記事参照),着せ替えケータイとして売れに売れた。しかし電池に不具合が見つかり,56万台におよぶ回収に(7月4日の記事参照)。その後はカタログからも姿を消し,幻の機種となってしまった。
苦しさを乗り越え,ぎりぎり年内に間に合った「C1002S」は,KDDIの次世代サービス「GPS」や「ムービー」にこそ対応していないが,魅力的な端末だ。NEC製とは全く違ったヒンジを持つ,オリジナリティに溢れた折りたたみ型である。
ソフトウェアはマイナーチェンジにとどまっているが,逆にいえばそれだけ完成度が高いと言うことでもあるう。最新機能を備えた端末群の中で,どれだけの人気となるか,楽しみだ。
さて,ランクインした記事「“迷惑メール”と“遅延メール”に関する「誤解」」に関して,多くの方からご指摘いただいたことがある。
「J-フォン関西エリアでは11月4日以降、その他の西日本エリアも12月12日以降メール遅延は発生していません。記事を書くときは(西日本以外)とつけてほしいものです」
ほかにも「遅延がひどいのは旧J-フォン東日本地域のみ」という連絡もいただいた。
ある方の指摘によると,J-フォンは地区別にメールサーバを用意しており,遅延状況は場所によって異なるという。またドコモ向け,KDDI向けといったようにキャリアによってもサーバを分けているという。
その中では,「西日本ではJ-フォンよりもドコモの遅延がひどい」という話もあった。
なかなか東京地方以外の正確な情報がつかめない中,各地域の情報を寄せてくれた方々に感謝させていただきたい。編集部の“遅延メールに関する誤解”として,ここに補足させていただきます。
[斎藤健二,ITmedia]
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