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京セラ、「WX310K」のソフト更新再開
京セラがウィルコム向けPHS端末「WX310K」のバージョンアップソフトウェアを公開した。
京セラは2月6日、現在ダウンロードを停止しているPHS端末「WX310K」用バージョンアップソフトウェアを公開した。
今回のソフト更新により、EメールとOperaブラウザの動作が一部改善されるほか、端末動作の安定性が向上する。ソフト更新の所要時間は通信環境等によって異なるが、ソフトのダウンロードに約5分、端末内のソフト更新に約30分、計35分程度。更新時の情報料、通信料は無料となっている。
また京セラでは、更新に失敗または中止した場合は、リセットボタンを押してから再度更新を行うようアナウンスしている。リセットボタンは電池カバーを開けた左下にある。
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WX310KのEメールとOperaブラウザ、端末動作を安定させるバージョンアップソフトウェアは、2007年12月に一度公開されたが、更新作業が終了しないなどの不具合が発生したため公開を停止した。ウィルコムと京セラは、対象ユーザーにダイレクトメールでの通知を行い、この時点でソフト更新を行った端末を回収して修理対応を行っている。
バージョンアップソフトウェアはその後1月16日に再公開したが、Bluetooth接続が不安定になる症状が確認されたため、再度ダウンロード公開を停止していた。1月16日に更新を行った端末も、今回のソフト更新を行う必要がある。
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