iPhone 3Gの第2期特需、早くも下火?:携帯販売ランキング(3月16日~3月22日)(3/4 ページ)
学生や社会人の新生活需要を期待する携帯春商戦はそろそろ本格化──しているはずだが、不況が叫ばれる2009年は、「1円/0円」の割安な旧機種に人気が集まる状況は大きく変わらない。ただ今回は、春モデルで最後の登場となったauの新機種が大躍進する動きを見せた。
「iPhone 3G」第2期特需はもう下火!?
3月に入って再燃した「iPhone 3G」の特需は早くも下火になってきたのだろうか。
今回はパナソニック モバイル製「830P」(2008年秋冬モデル)が首位を奪還。続いて2位にiPhone 3Gの16Gバイトモデル(前回1位)、3位にiPhone 3Gの8Gバイトモデル(前回3位)、4位にシャープ製の「830SH」(2008年秋冬モデル)、5位に同じくシャープ製の「816SH」(前回ランク圏外 2007年夏モデル)が入った。
iPhone 3Gは2月27日に始まった「iPhone for everybody」(2009年5月31日まで)キャンペーン効果で、3月第2週にキャリア総合ランキングで首位に躍り出る快挙を見せた。ただ、強烈な勢いを感じたのはこの1週のみで、翌週にはキャリア総合で8位(ソフトバンク内では首位)に下落。今回はキャリア総合でさらに下げた10位に、ソフトバンク内でも「実質0円」の安価モデル 830Pに抜かれてしまった。
もちろん、月末に一括払い(量販店で購入する場合、店舗の還元ポイントが付くメリットなどある)で購入しようと考える会社員ユーザーの給料日待ち、あるいは次年度(2009年度)に下りる稟議待ちといったビジネス需要なども存在すると思われ、「もう下火」と決めつけるのは早いとは思うが……今後、どんな動きを見せるだろうか。
今回順位を上げたのは、前回のランク圏外からランクインした816SH(今回5位)と「921P」(今回10位)の2機種。816SHはスマート一括が導入された現在もいまだなくならない「スパボ一括**円」(月額8円)対象端末として販売されるのをよく見かける。
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