ドコモ、HSUPAサービスを6月26日に開始──上り最大5.7Mbps対応「L-05A」を発売
NTTドコモが6月22日、上り最大5.7MbpsのHSUPAサービスを6月26日からスタートすると発表した。当初のエリアは東京23区内の主要駅周辺。対応端末「L-05A」を、同日販売開始する。
NTTドコモは6月22日、上りの通信速度が最大5.7MbpsになるFOMAハイスピード「HSUPA5.7Mbps」に対応したLGエレクトロニクス製のUSB接続型データ通信端末「L-05A」を26日から発売すると発表した。HSUPAのサービスは6月26日から、東京23区内の主要駅周辺などで開始する。HSUPA対応エリアは、当初は首都圏を中心に展開するが、2009年内に全国県庁所在地級都市の主要駅周辺などに拡大する計画。
L-05Aは、下り最大7.2MbpsのHSDPAと、上り最大5.7MbpsのHSUPAの両方に対応したデータ通信端末。ゼロインストール機能を備え、Windows PCではL-05Aを接続するだけで通信設定ファイルと接続ソフトのインストールが自動で起動する(Macには非対応)。USB端子は回転式で、ほかのUSBポートの妨げとならないよう配慮している。WORLD WING(3G+GSM)をサポートしており、海外でもパケット通信がそのまま利用可能だ。
PC上でパケット通信の管理やSMS、アドレス帳が利用できる「L-05A接続ソフト」を同梱しており、WindowsでもMacでも活用できる。料金プランは「定額データプランHIGH-SPEED」、7月1日から開始予定の「定額データプラン スタンダード」や「定額バリュープラン64K」が利用可能だ(いずれもバリュープラン含む)。対応OSはWindows Vista(32ビット版/64ビット版) ServicePack1以降、Windows XP Professional ServicePack2以降、Windows XP Home Edition ServicePack2以降、Windows 2000 Professional ServicePack4以降、Mac OS X 10.4.11/10.5.6(Intel製CPUを搭載したMacのみ対応)。
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