レビュー

写真で解説する「SA001」(1/2 ページ)

京セラ製のSANYOブランド端末「SA001」は、スライド型のワンセグケータイとしては世界最薄の11.9ミリを実現したモデルだ。SANYO端末ならではの機能に、京セラ端末でもおなじみの便利機能を加えた。

 京セラ製のSANYOブランド端末「SA001」は、厚さ11.9ミリの世界最薄スライドワンセグケータイだ(2009年8月時点)。SANYOブランド端末としては、2008年夏モデルの「W64SA」以来、スライド端末としては、2008年春モデルの“フルスライド”「W61SA」、前面に操作キーを備えたスライド端末としては、2007年秋冬モデルの“漆器の小箱”「W54SA」以来となる。

ボディカラーは左からピースホワイト、ボヘミアンピンク、サイレンスブラック、イノセントブルーの4色

 最大の特徴は、ワンセグ対応のスライドモデルとして世界最薄となる11.9ミリのスリムボディだ。W54SAの厚さ18.9ミリから、7ミリも薄型化されている。前面の操作キー部分は一段高くなっているが、本体開閉の際に指をかけることでスライドしやすくなっている。

 ディスプレイには傷が付きにくい強化ガラスを採用し、油汚れなどを拭き取りやすいクリーンクリアコートを施している。十字キーには指を傾けて操作する「ジョグキー」を搭載しており、指を移動せずにカーソル移動や決定操作が可能。動作は一般的な十字キーと同じく上下左右の移動と決定だけだが、PCサイトビューアーでは斜めのカーソル移動にも対応している。

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スライドオープンした状態(写真=左)。ディスプレイは約3.1インチのフルワイドVGA IPS液晶。ディスプレイと強化ガラスを密着させ、光の乱反射を抑えるファインパネルを採用している(写真=中)。カメラはAF(オートフォーカス)と手ブレ補正に対応した約321CMOS万画素CMOS。レンズの左にFeliCaマークが刻印されている。なお、microSDカードスロットはバッテリーカバー内部にあり、カードを着脱するにはバッテリーを外す必要がある。microSDHCカードは最大16Gバイトに対応(写真=右)
左側面には赤外線ポートと外部接続端子(写真=左)、右側面にはワンセグアンテナ、メモキー、クイックキーがある(写真=右)
上端部(写真=左)と下端部(写真=右)。上端部にはストラップホールがある

スライド部分の段差が少ないので、文字入力しやすい
前面にはジョグキー、アドレス帳キー、アプリキー、発話・終話キー、クリア/マナーキーを搭載。ジョグキーの長押しでキーロックのオン/オフが可能(写真=左)。スライドさせると、メールキー、ワンタッチTVキー、EZキーを含むダイヤルキーが表れる。溝で区分けされている、フラットなシートキーとなっている(写真=右)

W54SAと厚さを比べると、かなり薄くなっているのが一目瞭然だ
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