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第3回 正確に素早く打てる?――「Xperia」のPOBox Touch 1.0を試す:「Xperia」ロードテスト(2/2 ページ)
フルタッチ端末を利用する際、快適に文字を入力できるのかが気になる人は多いだろう。ドコモのXperiaでは文字入力にこだわり、日本語入力システムに「POBox Touch 1.0」を採用している。今回はその使い勝手をチェックした。
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英数入力に便利なテンキー
Xperiaではテンキーも用意されている。テンキーを使うメリットは、QWERTYキーよりもキー数が少ないので誤入力を防げることと、文字種を変えずに英数字を入力できること。後者は物理キーを使った入力でもおなじみで、例えば「12」と打つときは「あか」と入力して「英数カナ」を選べばよい。「時」「分」「円」などの単位を予測してくれるのも便利だ。なお、上下左右のフリック入力には対応していない。
QWERTYキーの場合、記号は専用のキーから直接入力できるが、英数字を入力するには文字種を変更する必要がある。片手の操作が多く、英数字を簡単に入力したければ、テンキーを使用するのも一考の価値があるといえる。個人的にはテンキーでフリック入力ができると、さらに便利に入力ができると思う。予測変換の精度は優れているので、入力方法と操作性のさらなる改善を期待したい。
また、すでに併用している人も多いと思うが、Android端末向けの「FlickWnn」「Simeji」といったアプリを使えば、テンキーでフリック入力が可能になる。標準のテンキーと使い比べてみてもいいだろう。
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