恒例のハイタッチと拍手で「iPad」購入者を迎え入れ――アップルストア銀座:早朝の銀座に1200人の列
朝から1000人以上が列を成したアップルストア銀座。「iPad」の販売は、恒例のハイタッチと拍手喝采の中で始まった。
Appleのタブレット型デバイス「iPad」の販売が、5月28日に始まった。iPadは、5月10日から予約の受け付けを開始したが、3日後の12日に「予定数に達した」との理由で予約の受け付けを終了。しかし、当日販売分も用意されることが明らかになったため、多くの人が朝から取扱店に列を作った。
銀座にある旗艦店の1つ、アップルストア銀座では、公式発表によると1200人が列を成したという。予約済みの人が150人程度、予約なしで並んだ人が1000人強いたようだ。他の店舗では多くても数百人程度だったことを考えると、予約なしで並んだ人の数が格段に多い。予約なしの人の行列は銀座3丁目の交差点にあるアップルストアから銀座1丁目交差点の先にあるみずほ銀行前まで続いていた。
今回はソフトバンク表参道よりもアップルストア銀座の方が注目度が高かったようで、店頭には報道陣も多数押しかけ、一時は警察が出動する騒ぎに。近隣からの110番通報があったとのことで、パトカーもやってきて歩道の確保と車道へのはみ出し禁止を指導して回っていた。
アップルストア銀座でのiPad発売は、セレモニーやあいさつなどもなく、銀座和光の鐘が8時を告げると程なく店内でカウントダウンが始まり、予約者が列の先頭から順に店内に案内されてスタートした。店内では発売日恒例の、“スタッフとのハイタッチ”と拍手喝采の光景が見られた。
予約者の列の先頭に並んでいたのは、Twitterで発売前から1番乗りを予告し、待っている間にUstreamでの中継などもしていた東京都内在住の山中竹千代(@takechiyo_yamさん)。26日の午後4時から並び始めたという。
予約なしで行列に並んだ人は、予約をした人の対応が終わってから店内へ通される予定。8時の開店から1時間以上が経過してもまだ店内には入れなかったようだ。並んでいる人全員が今日iPadを購入できるかどうかは不明だという。なお、Wi-Fi版はアップルストア銀座の1階ですぐに購入できるが、Wi-Fi+3G版は契約手続きが必要になるため、店舗の2階に案内されていた。
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