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日本国内で販売されるiPadは“SIMロックあり”
5月10日から先行予約の受け付けが始まった「iPad」。日本国内では、Wi-Fi+3G版はSIMロックがかかった状態で販売される。
5月10日、オンラインのApple Storeに続き、午前10時から全国の取扱店で「iPad」の先行予約が始まった。首都圏のアップルストアやiPadの予約を受け付けるソフトバンクショップ、量販店などには、開店前から行列ができた。
iPadは、米国発表時にスティーブ・ジョブズ氏が「SIMロックフリーで販売する」と発言していたことや、NTTドコモの山田隆持社長が、決算説明会の席上で「iPad向けのMicro SIMを販売したい」と発言したことなどで、国内でもSIMロックがかかっていない状態で販売されるのではないかと期待されていた。
ところが、5月8日にソフトバンクモバイルが公表したiPad販売に関する情報では、日本国内のソフトバンクショップやソフトバンクケータイ取扱店で販売されるiPadのWi-Fi+3G版は、ソフトバンクモバイルの3Gネットワークでしか使えないように、SIMロックがかかっているというアナウンスがあった。
そのせいか、10日にはアップルストアの店頭に予約に訪れる人も多かったが、アップル広報の公式コメントによると「日本国内で販売するiPadはすべてSIMロックがかかっています」とのこと。アップルストアもソフトバンクモバイルの代理店としてiPadを扱っており、iPhone 3GSと同様の位置づけになるという。つまり日本国内の正規販売店では、SIMロックフリーのiPadは購入できない。
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