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ドコモのサービス料金、7月からは「NTTファイナンス」が請求固定やISP料金の一括支払いも可能に

ドコモは7月から、月額料金などの請求元名義をグループ企業の「NTTファイナンス」に変更する。NTTファイナンスは、NTT東西やNTTコムの料金請求業務を開始し、グループ内の通信サービスをまとめた一括支払いも可能になる。

 NTTドコモは、携帯電話の月額料金などユーザーに対する利用料金の請求元を、現在のドコモ自身から、2012年7月よりNTTファイナンスに変更すると発表した。NTTファイナンスは、料金の請求や収納業務を担うNTTグループの100%出資会社。

 2012年7月請求分(2012年6月利用分)より、毎月の利用料金はNTTファイナンス名義での請求になる。ユーザー側の変更手続きは不要。口座振替やクレジットカード払いではこれまで通りの引き落としに、請求書払いも従来通りの窓口で支払う。

 NTTファイナンスは、ドコモのほか、NTT東西とNTTコミュニケーションズのグループ4社の料金請求や回収も7月から開始。そのため、NTTグループの携帯と固定通信、ISPなどの料金をまとめて支払うことも可能になる。請求のまとめは別途申し込みが必要で、詳細は後日告知される。

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 なお、ドコモ料金をNTTファイナンス名義で請求するのは7月以降で、それ以前に請求を行うことはない。ドコモでは「NTTファイナンスをかたった請求および詐欺等にご注意ください」と注意を呼びかけている。

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