写真で解説する「らくらくスマートフォン F-12D」:月2980円の専用パケット定額プランを用意(2/2 ページ)
ドコモの「らくらくスマートフォン F-12D」は、らくらくホンシリーズで初めて全面タッチパネルを採用したAndroidスマートフォン。大きなアイコンを採用したシンプルなメニューが採用され、ボタンを押した際の感覚も再現している。
らくらくホンらしい使いやすさの工夫が満載
らくらくホンでおなじみの機能も盛り込まれた。電話やメール、電話帳の大きなボタンの下には、「1」「2」「3」のワンタッチダイヤルが配置されており、よく連絡をとる相手に素早く電話をかけることが可能だ。また、使い方に迷ったときには、「使い方ガイド」のボタンを押すだけで取扱説明書で使い方を調べることができ、専門のアドバイザーに無料で電話がつながる「らくらくホンセンター」のメニューも用意されている。もちろん「スマートフォンあんしん遠隔サポート」にも対応。dメニューは文字が大きくて見やすいシンプルなものが用意され、天気、ニュース、コラムなどの情報をチェックできる。
約810万画素CMOSのメインカメラ、約32万画素のインカメラを搭載し、「タッチシャッター」機能で、フォーカスを当てたい被写体に直接指でタッチして撮影できる。ボディはIPX5/IPX8等級の防水性能とIP5X等級の防塵性能を備え、おサイフケータイ(未対応サービスもある)、赤外線通信、ワンセグ、緊急速報「エリアメール」などもサポートした。通信面では下り最大14Mbps/上り最大5.7MbpsのFOMAハイスピード、Wi-Fiに対応するが、テザリングは利用できない。Xiも未対応だ。またBluetoothはVer.4.0をサポートしている。
チップセットはクアルコムのMSM8255で1.4Ghzのシングルコア。ROMが4Gバイト、RAMが1Gバイトとなっており、外部メモリーカードは2GバイトまでのmicroSDと32GバイトまでのmicroSDHCに対応している。なお、OSにAndroid 4.0を採用しているが、本体からGoogleアカウントの取得はできず、Google Playにアクセスしてアプリをダウンロードすることはできない。Googleマップ、Gmailも利用できないが、spモードメールやiチャネルなど、ドコモが用意するアプリは利用できる。
専用の料金プランを用意
らくらくスマートフォン F-12Dを利用するユーザーには、専用のパケット定額サービス「らくらくパケ・ホーダイ」が提供される。らくらくパケ・ホーダイは月額2980円のフラット型プランで、「パケ・ホーダイ フラット」に比べて2480円安いのが特徴。ただし、月間のデータ量が500Mバイトを超えた場合は、その月末まで通信速度が上り/下りとも最大128kbpsに制限される。
らくらくスマートフォン F-12Dの発売は7~8月の予定。らくらくパケ・ホーダイも端末の発売に合わせて提供する。なお、月間500Mバイトの通信量制限は9月30日まで適用しないので、発売直後から1~2カ月間は容量無制限で使い放題になる。
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