写真で見る「Nexus 5(EM01L)」:SIMロックフリー
Android 4.4搭載のレファレンスモデル「Nexus 5(EM01L)」が、イー・アクセスから11月中旬に発売される。EM01Lは、ソフトバンクとイー・モバイルのLTEを利用できる。
イー・アクセスは11月1日、最新OSのAndroid 4.4(KitKat)を搭載したLGエレクトロニクス製のスマートフォン「Nexus 5(EM01L)」を、11月中旬に発売することを発表した。日本の通信キャリアがNexus 5を発売するのは初めて。イー・モバイル取扱店およびイー・モバイル ショップ、ウィルコムプラザで購入できる。
Nexus 5は、厚さ8.6ミリ、重さ130グラムの薄型軽量ボディに、5インチフルHD(1080×1920ピクセル)IPS液晶や2.26GHz駆動のクアッドコアプロセッサー(Snapdragon 800)を搭載したスマートフォン。Android 4.4のリファレンスモデルであり、Android OSの新機能をいち早く利用できる。
通信サービスは「EMOBILE 4G-S」に対応し、イー・モバイルのLTE(1.7GHz帯)とソフトバンクのLTE(2.1GHz帯)を利用できる。3G(W-CDMA)はソフトバンクの900MHz帯と2.1GHz帯に対応し、2014年春以降に開始予定の900MHz帯でのLTEも利用可能。AXGPには対応しない。LTEはCategory 4をサポートしており、下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsの通信が可能だが、現時点での通信速度は下り最大75Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
有効約800万画素CMOSのメインカメラには、光学手ブレ補正機能を搭載した。バッテリー容量は2300mAh(内蔵型)、メモリはストレージが16Gバイト、RAMが2Gバイトとなっている。このほか、NFCとワイヤレス充電(Qi)もサポートする。SIMロックのかかっていないSIMロックフリーとなっており、周波数帯が対応していれば、ほかのSIMで通信ができる。
端末価格は「バリュースタイル-S」の場合、一括価格が5万400円。通信料から割り引く「月額割引」が月々1680円適用され、これの24回分(4万320円)を引いた実質負担額は1万80円となる。
基本料金は、月額980円の「4G-Sプラン 」が「4G-Sスマホ割」によって最大24カ月間0円になる。パケット定額料は、月額4935円の「データ定額3-S」が「データ定額得割」によって月額3880円になる。ほかに、月額315円の「EMベーシックパック-S」も発生する。4G-Sスマホ割とデータ定額得割適用後の料金に、端末の分割金(2100円)を足して月額割(1680円)を引いた、毎月の利用料金は4615円となる。
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