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2013年のスマートフォン市場はAndroidがシェア8割、Windows Phoneが躍進──Canalys調べ:調査リポート
GoogleからMotorolaを買収するLenovoは2年以内に2桁台のシェアを獲得するとCanalysはみている。
調査会社Canalysが1月30日(現地時間)に発表した2013年通年の世界スマートフォン市場の調査報告によると、同年の総出荷台数は前年比44%増の9億9800万台で、その79%に当たる7億8500万台がAndroid搭載端末だったという。
米AppleのiOSのシェアは5ポイント減の20%、米MicrosoftのWindows Phoneの出荷台数は90%増でシェアは3%になりBlackBerryを抜いて3位になった。
メーカー別では韓国Samsung Electronicsが2012年に続いて首位。シェアは前年比2ポイント増の32%だった。2位も前年と同じAppleだったが、3位は中国Lenovoに代わり、中国Huaweiが獲得した。
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Lenovoは米GoogleからMotorola Mobilityを買収する。Canalysによると、Lenovo、Motorola、Googleの出荷台数を合わせると、シェアは6%になるという(2013年第4四半期)。Canalysは、LenovoはMotorola買収によって成熟市場でのシェアを拡大し、2年以内にシェアを2桁台に伸ばすとみている。
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