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iOSの日本スマートフォン市場でのシェアは68.7%──Kantar調べ:調査リポート
米国を含む英Kantarの調査対象地域のほとんどでAndroidが首位を占める中、日本ではAppleのiOSのシェアが圧倒的だった。
英調査会社Kantar Worldpanel ComTechが1月27日(現地時間)に発表した調査報告によると、2013年第4四半期(10〜12月)の日本におけるスマートフォン市場で、米AppleのiOSは68.7%のシェアを獲得した。
キャリア別では、2013年9月にiPhone販売を開始したNTTドコモで58.1%、au(KDDI)で63.7%、ソフトバンクモバイルで91.7%だったという。
米国では、米GoogleのAndroidがシェアを前年同期より4.4ポイント伸ばし、50.6%でトップだった。前年同期トップだったiOSは5.8ポイント減の43.9%。
中国でもAndroidが4.9ポイント増の78.6%で圧倒的な首位だった。iOSは2.2ポイント減の19%。中国では1月に最大キャリアであるChina MobileがiPhoneを発売した。中国のメーカー別では、2010年創業のXiaomiが韓国Samsung ElectronicsとAppleを抑えての首位だった。
同日Appleは業績発表で、10〜12月期のiPhoneの販売台数が前年同期比7%増の5103万台で過去最高だったと発表した。
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