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H2H、移動や待ち時間をためて使えるアプリ「TIME Wallet」の実証実験を開始
H2Hが、交通機関での移動時間や店舗・施設での待ち時間などをクーポンへ変換できるアプリ「TIME Wallet」の実証実験を開始。
H2Hは12月中旬、スマートフォン向けアプリ「TIME Wallet」の実証実験を開始する。
店舗で利用した金額に応じてポイントを付与し、ためたポイントを購入金額に充当するといったサービスはこれまでもあったが、今回の実験では、ユーザーが店舗の待ち時間や利用時間、交通機関での移動時間などを「ポイント」としてためておき、ためた時間をクーポンに変換してサービスに充てられる。
利用するのはスマートフォンとアプリ、店舗などに設置した「Bluetooth Low Energy(BLE)」搭載のBeacon。スマホにインストールしたTIME Walletアプリがチェックイン(入場)・チェックアウト(退場)の時間差を計算し、待ち時間や利用時間などをためてタイムクーポンに変換する。
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アプリは12月中旬からApp StoreとGoogle Playで順次提供。推奨OSはiOS 7.1以降、Android 4.3以降。
参加予定の企業は、Any+Times(生活密着型シェアリングエコノミーサービス)」、U-NEXT(動画視聴サービス)、グリーンキャブ(タクシー)、コインスペース(時間制多目的スペース)、サアラ軽井沢リゾートブライダル&ホテル(宿泊施設)、ゆうらいふ志摩(宿泊施設)、イーライン(広告事業所)の一部店舗。
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