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Facebook、iOSアプリのバッテリー異常消費問題を解消した新版リリース
Facebookが、先週から問題になっていたiOS版Facebookアプリのバッテリー異常消費の原因を特定し、更新版で問題を解消したと発表した。
米Facebookのエンジニアリングマネージャ、アリ・グラント氏は10月22日(現地時間)、iOS版の公式Facebookアプリのバッテリー消費に問題があることを認めて謝罪し、同日リリースした新バージョンでこの問題を改善したと発表した。
この問題は先週、起業家のマット・ガリガン氏がMediumの投稿で、iOS 9のアプリ別バッテリー消費リストの画像付きで、Facebookのバッテリー消費が異常に多いことを指摘し、複数のメディアが追随したもの。Facebookアプリはバックグラウンドでの更新機能をオフにしてもバッテリーを消費していた。
グラント氏は、バッテリーの異常消費を認め、その原因が2つあったことを解明したと説明。
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1つは、アプリのコードに“CPU spin”を正しく処理できない行があり、無駄にCPUを使っていたという。もう1つは、Facebookの動画を再生して終了した後に、オーディオセッションを終了しないようになっていたこと。音楽ストリーミングアプリで音楽をBGMにして別のアプリを使う場合と同じ状態になっていたとグラント氏は説明する。
いずれの問題も、同日App Storeで公開したバージョン42.0で解決したとしている。
なお、位置情報履歴機能を含む位置情報機能はバッテリー異常消費の原因ではないという。ユーザーが位置情報機能をオフにしていれば、Facebookがバックグラウンドでユーザーの位置情報にアクセスすることはないと説明した。
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