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KDDI、契約プランのデータ容量を海外で消費できる「世界データ定額」8月開始

KDDIは、日本で契約したデータ定額プランの残り容量を海外滞在時に利用できる「世界データ定額」を8月に提供開始する。利用には24時間ごと980円が必要。

 KDDIは、日本国内で契約している同社データ定額プランの容量を、海外渡航時でも利用可能なサービス「世界データ定額」を8月に提供開始する。利用料金は24時間あたり980円。


世界データ定額

 海外で専用アプリまたは専用Webサイトから利用開始すると、契約プランのデータ容量から現地での通信量を消費。24時間経過後に自動で利用を終了する。アプリの対応機種はiOS 7.0以降のiPhone、Android 4.1以降の4G LTEスマートフォン。


海外でのデータ通信をもっと使いやすくするのが狙い

980円を追加して、契約プランの残り容量を消費する

利用は24時間ごと。アプリで管理する

複数の国と地域を移動する場合も定額

 利用できるのは米国 (本土、アラスカ)、カナダ、韓国、台湾、タイ、香港、シンガポール、マレーシア、ハワイ、オーストラリア、ニュージーランド、クリスマス島、ドイツ、フランス、英国、イタリア、オランダ、スペイン、ベルギー、オーストリア、チェコ、スロバキア、スイス、ルクセンブルク、サンマリノ、バチカン、リヒテンシュタイン、プエルトリコ、米領バージン諸島、カナリア諸島、スペイン領北アフリカの32の国・地域。

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 対象料金プランは以下の通りで、利用には「データチャージオプション」加入が必要。世界データ定額の利用料金は非課税、データチャージでのデータ容量購入は課税対象となる。

 またサービス開始に併せ、5月31日からauの国際ローミングサービスの名称を「GLOBAL PASSPORT(グローバル パスポート)」から「au世界サービス」に変更する。

対象料金プラン
4G LTEスマートフォン データ定額1/2/3/5/8/10/13
LTEフラット
シニアプラン
4G LTEケータイ データ定額2/3/5/8/10/13 (VK)
4G LTE タブレット タブレットプランds (3年契約/2年契約)
LTEフラット for Tab ds
LTE フラット for Tab
4G LTE対応PC LTEフラット for DATA (m)
LTEフラット for DATA (m) ds
※(V) (L) (i) が付くプランを含む
※「LTEフラット cp (f・2GB)」「LTEフラット cp (1GB)」も対象
※「au世界サービス (旧GLOBAL PASSPORT)」に対応していない機種では利用できない

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