au、6月7日から「Xperia Z5 SOV32」のOSバージョンアップを開始 Android 6.0に:ドコモ、ソフトバンクに続き
auの「Xperia Z5 SOV32」が、Android 6.0にバージョンアップする。6月7日から、端末単体か、インターネットにつながったPCを使って更新可能だ。
KDDIと沖縄セルラー電話は6月7日、「Xperia Z5 SOV32」に対するOSバージョンアップを開始する。バージョンアップ後のOSはAndroid 6.0となる。
バージョンアップの概要
Xperia Z5にOSバージョンアップを適用すると、表示中の画面に関連する情報をすぐに検索できる「Now on Tap」機能、一定条件下でより深い省電力を実現する「Dozeモード」、利用頻度の低いアプリの電力消費を制限する「App Standby」、アプリの実行中に機能(権限)の許可・不許可を与える「Runtime Permission」への対応など、Android 6.0で追加・変更された機能を利用できる。また、主に以下の項目において機能改善・仕様変更が行われる。
- 「Xperiaホーム」におけるエフェクト機能の追加
- 通知鳴動のON/OFF切り替えを「クイック設定」から行うように変更(要設定)
- のON/OFF切り替えが「クイック設定パネル」でも可能に(要設定)
- 「POBox Plus」の入力学習機能のON/OFFを切り替え可能に
- アプリ履歴画面の視認性向上
- スクリーンショットの画像ファイルを通知画面で削除可能に
- カメラのUIの変更(モード切り替えを画面のスワイプで可能に)
- カメラアドオンの追加
- 「アルバム」のフルスクリーン表示時の回転方法を選択可能に
- 「ライフログ」が「SmartBand 2 SWR12」に対応
- 「Movie Creator」の画像選択画面が独自レイアウトに
- 「ポッドキャスト」ウィジェットが追加
- 「ビデオ」のメニューにオンラインヘルプの項目が追加
- Xperiaオリジナルの「ダイヤル/連絡先」アプリの機能改善
- プリインストールの「auスマートパス」アプリが「サービスTOP」アプリに変更
- MHL(HDMI)出力における5.1チャンネルサラウンド再生の非対応化
- NFCを使ったXperia同士の「ワンタッチ設定」の非対応化
バージョンアップ方法
OSのバージョンアップは端末単体、またはWindows PCと接続して行う。所要時間は50分分前後かかるが、インストールしたアプリや保存データの状況によって前後することがある。いずれのバージョンアップ方法でも端末内のデータは保持されるが、念のためにデータのバックアップをしておくことをお勧めする。
端末単体でのバージョンアップは、端末設定で「端末情報」→「ソフトウェア更新」と進み、メニューから「更新」を選ぶと開始できる。データのダウンロードは無線LAN(Wi-Fi)またはモバイル回線(4G LTE/WiMAX 2+)で行う。なお、バージョンアップデータをモバイル回線でダウンロードした場合のパケット通信料金は有料となるため、端末単体での更新は無線LAN経由で行うことを強く推奨する。
Windows PCでのアップデートは、「PC Companion」をインストールしたPCとXperiaをMicro USBケーブルで接続して行う。PCにはインターネット接続が必要となる。
なお、以下の設定については、OSバージョンアップ後に初期(出荷時)状態に戻るので、再度設定を行う必要がある。
- STAMINAモード
- 「音と通知」の一部設定(着信音量、ヘッドフォン最適化、ワイヤレス再生品質、マイク感度、DSEE HXの設定)
- 「カメラ」の撮影設定
- 「連絡先」の一部設定(ICE情報の設定、連絡先フィルターの表示条件)
- 「電話」の一部設定(通話履歴フィルター、スマート検索)
- 「Eメール」の一部設定(アカウント設定、プリダウンロードの設定)
- 「au設定メニュー」のステータスバーの連絡先表示に関する設定
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