Huawei、狭額縁5.9型フラッグシップ「Mate 9」を年内発売へ
Huaweiが狭額縁で5.9型(1080×1920ピクセル)のフラッグシップ端末「HUAWEI Mate 9」を発表した。P9同様にカメラはライカとの共同開発のデュアルカメラ。日本でも発売する見込みだ。
中国Huaweiは11月3日(現地時間)、独ミュンヘンで開催したイベントで、5.9型(1080×1920ピクセル)のフラッグシップAndroid端末「HUAWEI Mate 9」(以下、Mate 9)を発表した。具体的な日程は不明だが、年内に日本を含む12カ国で発売する。欧州での販売価格は699ユーロ(約7万9000円)。
狭額縁仕様なので、本体サイズは78.9(幅)×156.9(高さ)×7.9(奥行き)mmと、米Appleの5.5型「iPhone 7 Plus」とほぼ変わらない(横幅はiPhone 7 Plusより1mm、縦幅は1.3mm長い)。重さは190g。
プロセッサはHuaweiが“世界最速”とする「Kirin 960」(2.4GHz 4コア+1.8GHz 4コア)を搭載する。「Mate 8」の「Kirin 950」より18%高速という。GPUは8コアの「Mali-G71」で、こちらはMate 8より180%高速化したとしている。メモリは4GB、ストレージは64GBで、256GBまで拡張可能なmicroSDスロットを備える。背面に指紋認証センサーも備える。
充電ポートは「USB Type-C」でバッテリーは4000mAh(3.5mmイヤフォンジャックも備える)。
カメラレンズは「HUAWEI P9」と同様に独Leicaと共同開発した。1200万画素のRGBセンサーと2000万画素のモノクロセンサーのデュアルカメラを搭載し、“ライカ品質”の写真を撮影できるとしている。
フロントカメラは800万画素。Androidのバージョンは最新の「Android 7.0 Nougat」。本体カラーは黒、スペースグレイ、銀、シャンパンゴールド、モカブラウン、白の6色だ。
同社はまた、「PORSCHE DESIGN HUAWEI Mate 9」も発表した。こちらは1395ユーロ。5.5型(2560×1440ピクセル)の曲面ディスプレイで、名称通り独Porsche Designによるデザインの限定モデルだ。
ディスプレイ以外のMate 9との主なスペックの違いは、メモリが6GB、ストレージが256GBで、カードスロットがない点だ。サイズは75.0(幅)×152.0(高さ)×7.5(奥行き)mmで重さは169g。本体カラーはグラファイトブラックのみ。また、米GoogleのVRヘッドセット「Daydream View」対応だ。
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