MM総研のMVNO市場調査、楽天モバイルとmineoがシェアを伸ばす
MM総研が、国内MVNO市場の実績を発表。独自サービス型SIMの回線数は2016年9月末で657.5万となった。事業者別では楽天モバイルとmineoがシェアを伸ばした。
MM総研は12月14日、国内MVNO市場の2016年9月末実績を発表した。
MVNOが提供している独自サービス型SIM(WiMAXやAXGPなどを除く)の回線数は、2016年9月末で657.5万となり、2015年9月末の405.8万回線から62%増加した。MVNOサービス全体では5562万回線。
2016年9月末時点の事業者別シェアは、1位がNTTコミュニケーションズ(OCN モバイル ONEなど)の19%(124.8万回線)、2位がIIJ(インターネットイニシアティブ)(IIJmioやBIC SIM)の16.4%(107.8万回線)、3位が楽天(楽天モバイル)の8.6%(56.6万回線)、4位がケイ・オプティコム(mineo)の5.9%(38.5万回線)、5位がビッグローブ(BIGLOBE SIMなど)の5.3%(35万回線)、6位がU-NEX(U-mobileT)の4.3%(28.3万回線)。2016年3月末と比較すると、楽天が7.2%から8.6%、ケイ・オプティコムが4.5%から5.9%へとシェアを伸ばしている。なお、個人向けサービスではIIJmioが1位となる。
回線種別は、携帯電話(3G/LTE)が1568万(シェア28.2%)、BWA(WiMAXとAXGP)が3988万(シェア71.7%)、PHSが6万(シェア0.1%)で、BWAが最多となった。
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