お気に入りを見つけよう! “こだわり”から選ぶiPhone Xケース(前編)(2/2 ページ)
ケースの種類が豊富なのがiPhoneの魅力。しかし「数が多すぎて選べない」という人もいるだろう。そこで、こだわりポイント別におすすめの「iPhone X」ケースをご紹介する。今回は「頑丈」「防水」「ユニーク」「薄型軽量」「バンパー」にこだわってみよう。
ケース自体がガジェット!? ユニークなケース
iPhoneを守るだけではなく、さらに「本当にそれはケースなの?」と思うほど機能を追加してくれる便利(あるいはユニーク)なケースもある。
「本当に便利なの?」「その機能は必要なの?」と思わないでもないものもあるが、それらも含めて、iPhoneケース群の深さを知ることができるだろう。
iplaybox DUAL OPTICS(iplaybox/T2K PLANNING)
このケースは、アウトカメラと組み合わせて使える「120度ワイドレンズ&2倍望遠ズームレンズ」「マクロレンズ&スーパーマクロレンズ」「180度魚眼レンズ&2倍望遠ズームレンズ」を備えている。2つのレンズを3セット(計6種類)も積んでおり、カメラでいろいろ楽しみたい人にはうってつけだ。
ケースとしての性能もバッチリで、TPUケースとハードケースの二重構造で本体をしっかり守ってくれる。価格は7538円で、iplayboxの公式サイト限定販売となる。
Smart Spinner(elago/サンクチュアリ)
名前からも何となく察せるが、このケースはハンドスピナーのようにiPhoneを回せることが大きな特徴。専用アプリをインストールすれば、回転に合わせた34パターンの画像を無料で楽しめる(有料コンテンツもあり)。本体のフォトライトも付ければ、より幻想的なパフォーマンスを楽しめる。価格は1990円とお手頃だ。
RAKUNI Real Leather Case for iPhone X(トーモ)
このケースは、ガジェットというよりもユニークな便利ケースだ。
フリップケースといえば画面側が開くタイプが当たり前なのだが、このケース背面にフリップがあり、画面はそのまま。操作の邪魔にならない。フリップの内側、ケース背面にはポケットがあり、紙幣やクレジットカードなどを収納できる。
さらにこのフリップがスタンド代わりにもなり、ストラップ部分のリングは指を差し込んでホールドすることができる。価格は6480円だ。
裸はイヤだがゴツいのもイヤ! 薄型軽量なケース
iPhoneそのもののデザイン、サイズ感を大事にする人は「ケースを装着しない」という選択をしている人もいる。
ただ、それではやはり傷が付かないか心配。「裸で使うのはイヤだけれど、分厚いケースを着けるのもなぁ……」と思っている人には、シンプルな薄型・軽量のケースを着けてみるのはどうだろうか?
IJOY(サンクレスト)
「360度全面衝撃吸収」をうたうケースで、背面保護用のバックパネルと液晶保護用のフロントカバー、衝撃吸収フィルムのセットで端末を全面保護する。包み込むようなフォルムを取り入れることで、破損しにくくしている。
ポリカーボネートとTPUを組み合わせて耐久性を高め、長時間使っても手が疲れない軽量・スリムな設計。装着したまま非接触充電することも可能だ。価格は2315円。
Air Jacket for iPhone X(パワーサポート)
「Air Jacket」シリーズのケースは、「薄くてスタイリッシュ」という特徴を持つ。
ケースと本体背面との間にわずかな空間を設けることで耐衝撃性を高め、ラバーコーティングブラックを除く3色には背面に生じやすい「にじみ」を抑える加工を施してある。価格は2680円。
ちなみに、Air JacketシリーズのiPhone X用には、より耐衝撃に優れた「Shock proof Air Jacket for iPhone X」や通気性の良い人工皮革を採用した「Ultrasuede Air Jacket for iPhone X」もある。
レヴェントン(Spigen Japan)
先ほどもMIL規格に準拠したケースを紹介したが、この製品はMIL規格に準拠しつつも軽量かつスリムに仕上がっているのが特徴。TPU素材のインナーケースをポリカーボネート素材の前面・背面フレームで挟み込むハイブリッド構造となっている。
背面にはメタリックロゴと独特なパターンを施し、専用ガラスフィルムが2枚付属する。価格は5990円。
- →Spigen、iPhone X向け全面保護ケース「レヴェントン」「プロガード」「シン・フィット 360」を発売
- →iPhone Xを全力で守る――Spigenの360度防護ケース「プロガード」「レヴェントン」を試す
もっとシンプルに! バンパー(ケース)はどう?
iPhoneシリーズでおなじみのシンプルなケースといえば、バンパータイプのものもある。ある意味でiPhoneのデザインを最も損なわないケースといえる。
本体の側面を重点的に守るバンパーは、正面と背面がむき出しになるため一見すると心もとない。しかし、側面を守ることでボディーのゆがみを防ぎ、それに起因する液晶の割れも防げる。
縁を若干高くすることで、画面や背面から落下した際に地面などに直接ぶつかって割れるリスクを軽減しているバンパーもある。防御力は意外と侮れない。
PhoneFoam Dual Skin(ROOX)
バンパーに加えて、背面にもポリカーボネートのパネルをはめ込むことで耐衝撃性能をもたせたことが特徴。全周保護タイプのケースよりも簡単に装着できる上、外れにくいことも魅力だ。
バンパーと背面パネルの継ぎ目も感じにくく、ボタン部分には独立パーツを使い、軽い押し心地を実現している。価格は2462円だ。
Aluminum&TPU Lightweight Bumper AERO(ディーフ)
アルミ素材を採用したバンパー。側面にアルミ、本体と触れるバンパーの内側に衝撃を吸収するTPU素材を採用することで、軽さと端末の保護性能を両立した。
縁はアウトカメラよりも少し高くなっているので、落下の際にレンズが傷付くリスクを軽減している。価格は2980円だ。
ネオ・ハイブリッドEX(Spigen)
バンパータイプでもMIL規格に準拠。耐衝撃をうたうバンパーは他にもあるが、「1.2mの高さで26回の落下でも異常がない」という基準をクリアできているものは珍しい。
適度な柔軟性と高い耐久性を持つプレミアムTPUと、ポリカーボネートのハードフレームを組み合わせたハイブリッド構造で、バンパー本体とは別に画面と背面を保護するための専用フィルムを付属している。価格は4990円だ。
いかがだっただろうか。前編だけでもかなり盛りだくさんに感じた人もいるかもしれない。しかし、それがiPhoneケースの“奥深さ”なのだ。
次回は「手帳」「革」「ファンシー」「キャラ」「レア」というこだわりからiPhone Xケースを選んでいく。
関連記事
タフネスなハイブリッドケースに――iPhone X用ゼロハリケース「ZERO HALLIBURTON Shockproof case」を試す
CCCフロンティアがスーツケースで名高い「ZERO HALLIBURTON(ゼロハリ)」とコラボしたオリジナルiPhoneケースにiPhone X版が登場。内側と外側で素材を変えることで耐衝撃性を高めた「ハイブリッドケース」となっている。最大3枚のカードを収納できるiPhone X向け耐衝撃ケース「Level Wallet Case」
KODAWARIは、iPhone X向け耐衝撃ケース「Level Wallet Case」を発売。ICカードやクレジットカードなどを3枚まで収納でき、カードをスリットに差し込めばスタンドとしても利用できる。4種類6タイプの多機能レンズを搭載した二重構造ケース、iPhone X版が登場
T2K PLANNINGは、2月1日に4種6タイプのレンズを搭載したレンズ一体型スマートフォンケースシリーズ「DUAL OPTICS」のiPhone X版を発売した。ワイドレンズ、ズームレンズ、魚眼レンズ、10倍マクロレンズを備え、TPUケースとハードケースの二重構造で端末を保護する。好みに合わせて選べる! パワーサポートのiPhone Xケース「Air Jacket」を着けてみる
パワーサポートのiPhoneケース「Air Jacket」シリーズは、スリムで持ち心地が良いことが特徴。そのiPhone X用製品をいくつか試しに装着してみよう。アルミ+TPU素材のiPhone X/8/8 Plus向けバンパー ディーフから
ディーフは、4月上旬にiPhone X/8/8 Plus向けバンパーを発売。iPhoneのデザインを極力損なわず、アルミニウムとTPU素材を組み合わせて保護性能を確保した仕上がりとなっている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.