楽天、ホームスタジアムでの決済を完全キャッシュレス化
楽天グループは、プロ野球チーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」とJ1プロサッカーチーム「ヴィッセル神戸」のホームスタジアムを完全キャッシュレス化する「スマートスタジアム構想」について発表。2019年の開幕戦から、チケットや飲食などの決済をすべて現金からQRコード決済や各種クレジットカード決済などに順次対応していく。
楽天、楽天野球団、楽天ヴィッセル神戸が、1月10日に「スマートスタジアム構想」を発表。プロ野球チーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」のホームスタジアム「楽天生命パーク宮城」と、J1プロサッカーチーム「ヴィッセル神戸」のホームスタジアム「ノエビアスタジアム神戸」で、2019年開幕戦からの現金決済を原則全てキャッシュレス化する。
チケット購入や飲食、グッズなどの決済は、楽天ペイや楽天Edy、楽天ポイントカード、楽天カード、各種クレジットカード、楽天銀行デビットカード(JCB/Visa)などで行える。楽天生命パーク宮城では、スタジアム内87店舗で楽天ポイントカードによるポイント決済にも対応する。
各ホームスタジアムではさまざまなサポート施策や一定条件・期間でビールが半額になるなどのキャンペーンを実施。詳細は両チームの公式サイトなどで公表する。
楽天生命パーク宮城では2006年3月から楽天Edy、2018年7月から売り子販売で国内初となる楽天ペイによる決済を導入。2016シーズンにはファンクラブ会員のメンバーズカードに楽天ポイントカードを取り入れ、楽天スーパーポイントによる決済が可能な店舗も拡充させた。ノエビアスタジアム神戸では2013年3月からクレジットカード決済や楽天Edyを導入し、2016シーズンからはファンクラブ会員のメンバーズカードとして楽天ポイントカードを採用している。
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