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ゲートを通るだけで決済 楽天とローソンがCEATECで披露
IT・エレクトロニクスの総合展「CEATEC JAPAN 2018」でローソンが「ウォークスルー決済」を試験的に披露する。スマホ決済サービス「楽天ペイ(アプリ決済)」を使用。来場者がQRコードをかざして商品を持ったままゲートを通ると、自動的に会計・決済が行われる。
幕張メッセで10月16日〜19日まで開催されるIT・エレクトロニクスの総合展「CEATEC JAPAN 2018」で、ローソンが「ウォークスルー決済」を試験的に披露する。決済には「楽天ペイ(アプリ決済)」を利用する。
ローソンは、2017年8月から全国の店舗に楽天ペイを導入。来店者は端末にバーコードを表示し、レジのバーコードリーダーで読み取りを行うと決済が完了する。
今回のウォークスルー決済では商品全てにRFID(無線識別)タグを付与し、来場者が楽天ペイのQRコードをかざして商品を持ったままゲートを通ると自動的に決済が行われる。これにより、利用者はレジに並ぶことなく支払いを済ませることが可能だ。
利用者の端末にはゲート通過後に支払完了画面が表示され、楽天ペイの利用によって付与される「楽天スーパーポイント」を確認できる。RFIDタグにより購入した商品の内訳とそれぞれの値段も表示できるため、利用者は自分が購入した商品の明細も把握できる。
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