OPPO、第2世代の折りたたみスマホ「Find N2」発表 より軽く、薄く進化
OPPOが12月15日、折りたたみスマートフォンの新モデル「OPPO Find N2」を発表した。重量は先代の275gよりも42g軽い233g、奥行きは先代から1.3mm薄くなった。5000万画素の広角カメラは画像処理プロセッサ「MariSilicon X」を備える。
OPPOが12月15日、折りたたみスマートフォンの新モデル「OPPO Find N2」を中国で発表した。Find N2は、OPPOの折りたたみスマートフォンの第2世代モデル。カラーはグリーン、ホワイト、ブラックの3色で展開する。メインメモリ/ストレージ別の価格は16GB+512GBが8999元(約17万6000円)、12GB+256GBが7999元(約15万7000円)。
重量は先代の275gよりも42g軽い233g、奥行きは先代から1.3mm薄くなった。ヒンジのサイズを先代から37%縮小し、36%の軽量化を図りながら、丈夫さも兼ね備えているという。40万回開閉しても損傷なく、1日あたり100回開閉する場合、10年間の品質を保証するとしている。
本体を開くと7.1型の内側ディスプレイ、閉じると5.54型の外側ディスプレイを利用できる。内側ディスプレイの解像度は1792×1920ピクセル、アスペクト比は9:8.4で正方形に近い。リフレッシュレートは1~120Hzの可変で、コンテンツに応じて自動調整される。先代よりも光の反射率を抑えた他、最大輝度は1550ニトを実現し、視認性を向上させた。
ディスプレイ部にカーボンファイバーを素材を用いることで、先代よりもディスプレイが34%軽くなり、折り目の幅が60%減少したという。折りたたんでも隙間が出ない機構も継承している。
外側ディスプレイはアスペクト比が18:9なので、通常のスマートフォンと同様の使い勝手で利用できる。強化ガラスのCorning Gorilla Glass Victusを備え、1350ニトの輝度と120Hzのリフレッシュレートを実現する。
カメラは5000万画素の広角、4800万画素の超広角、3200万画素の望遠の3つで構成される。広角カメラは1/1.56型のセンサーを備え、光学式手ブレ補正にも対応する。画像処理プロセッサ「MariSilicon X」により、4Kサイズの夜景動画とHDR動画を撮影できる。ハッセルブラッドと共同で画質調整を行っていることも特徴だ。折りたたみの機構を生かし、半開きにして固定して自分撮りをすることもできる。
プロセッサはSnapdragon 8+ Gen 1を備えている。4520mAhのバッテリーを内蔵しており、67Wの急速充電「SUPERVOOC」にも対応。10分で37%、42分で100%の充電ができるという。なお、ワイヤレス充電には対応していない。防水は生活防水の対応にとどまっている。サイズは折りたたみ時が約72.6(幅)×132.2(高さ)×14.6(奥行き)mm、開いた状態が約140.5(幅)×132.2(高さ)×7.1~7.4(奥行き)mm。
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