「d払い」でバーコード決済などを利用しづらく 設備の故障が原因【復旧】
「d払い」において、バーコード決済などの利用がしづらくなっている。NTTドコモが案内している。3月26日17時27分頃から。
NTTドコモは3月26日17時27分頃から、「d払い」において、バーコード決済などの利用がしづらくなっていると案内している。
この事象を受けて、ドコモは原因と復旧する時刻を調査している。
なお、「バーコード利用しない決済(インターネットでのd払い決済)は通常どおり利用できる」としている。
2025年3月26日19時55分追記
ドコモは、今回の障害の原因について「ドコモ設備の故障」だと明らかにした。さらに、影響を受けている具体的なサービスとして、「バーコード決済」「ミニアプリ(ネットショッピング、モバイルオーダー、保険など)」「請求書払い/地方税QR」などとお知らせのページに追記した。
2025年3月26日21時55分追記
ドコモは、20時16分頃にサービスが復旧したと案内し、d払いタッチ(初期設定)」「支払い方法設定」も利用できなかったことも明らかにした。
d払いとは?
d払いは、NTTドコモが2018年4月に開始した決済サービスだ。サービス開始以来、モバイルオーダーや送金、請求書払いなどの機能が追加され、利便性が向上してきた。近年では、加盟店からのクーポン受信機能に加え、「dポイント投資」や「dスマホローン」などの金融サービスとも連携している。
利用者数は5000万人を超えており、密接に連携するdポイントは、日本を代表する共通ポイントの1つとして、2023年度末に会員数が1億人を突破した。また、2023年にはSNSなどでドコモの通信品質低下が指摘されることが増えたため、ドコモは、d払いのバーコード表示時間などのデータを活用し、通信品質の劣化を検知している。
関連記事
ドコモが頭を悩ませる「シニアのd払い利用」 井伊社長が考える打開策は?
NTTドコモの井伊基之社長のインタビュー最終回では、スマートライフ事業に含まれる、dポイントクラブやd払いの戦略や課題についてうかがった。d払いやdポイントを使えないユーザーに対していかに訴求するかを課題としている。ドコモショップがそれを解決する場になるかもしれない。ドコモに聞く「dポイントクラブ」改定の背景 なぜ契約年数を条件から撤廃したのか?
NTTドコモの共通ポイント「dポイント」の新たな会員プログラムがスタートした。これまでの「ステージ制」から「ランク制」となり、ランクアップの仕組みや特典が大幅に変更された。このランク制の導入には「『dポイントがたまる、使える』をもっと実感してほしい」という背景があったという。d払いで障害 ドコモが「詳細を調査中」【復旧】
NTTドコモは、決済サービス「d払い」で障害が発生していると明らかにした。障害は8月19日10時2分ごろに発生し、Android端末でd払いが利用しづらい状況にあるという。同社は詳細を調査している。「他人にd払いを使われる」を防ぐには?
日頃よく使うであろうコード決済サービス。端末のロックを設定していたとしても、手入力でのロック解除時、他人にパスワードをのぞき見られたり、万が一端末のロックを解除されてしまったりすると、他人にコード決済サービスを勝手に使われてしまう……ということになりかねない。端末だけでなくコード決済サービスにロックをかける方法を紹介する。「d払い」に障害が発生 コード決済などが利用しづらい状況に【回復】
NTTドコモの「d払い」に障害が発生し、スマートフォンを使ったコード決済が利用できない状況となっている。同社では復旧と原因究明を進めている。【更新】
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.