約11型タブレット「OPPO Pad SE」発表　大容量バッテリーやAI機能を搭載

　オウガ・ジャパン（OPPO）は9月22日、新型タブレット「OPPO Pad SE（オッポ パッド エスイー）」を発表した。25日からAmazon OPPO公式店、OPPO公式オンラインショップ、OPPO公式楽天市場店で順次発売する。手頃な価格ながら大容量バッテリーや急速充電、AIによる写真編集機能などを備えた点を大きな特徴としている。

　新モデルは9340mAhの大容量バッテリーを搭載し、動画なら約11時間、音楽は約80時間の連続再生が可能だという。同価格帯では最大級の容量とされており、33W SUPERVOOCおよびPPS急速充電にも対応する。OPPOは「外出前の短時間でも素早く充電でき、長期間の保管時も電池残量をキープできる」と説明している。

　ディスプレイは大きさが約11型で、解像度は1920×1200ピクセルとなっており、最大90Hzのリフレッシュレートで滑らかな映像体験を可能にする。さらに、TÜV Rheinlandの低ブルーライトとフリッカーフリー認証を取得しており、長時間の利用でも目に優しい設計となっている。

　音響面ではクアッドスピーカーを内蔵し、OPPO独自の全方位サウンドフィールド技術を搭載。端末の向きに合わせて自動で左右のチャンネルが切り替わり、映画や音楽を立体的に楽しめる。加えて、アプリや使用時間を制限できるキッズモードを備え、パスワードで解除する仕組みにより子どもの利用も安心だ。

　データ共有では「O+ Connect」という機能に対応し、iPhoneやiPadとのファイル送受信が容易になった。さらに、独自のシステム劣化防止機能によって、快適な操作感が3年間続くと説明されている。

　AI機能も売りにしている。写真から不要な人物を消せるAI消しゴムや、手ブレや反射を補正する機能を搭載。古い写真の鮮明化も可能で、理想の1枚を簡単に仕上げられる。文章作成では、要約や翻訳、文体の調整を行うAIアシスタントが搭載され、Googleの「Gemini」を用いた音声や写真入力も利用できる。

　専用ケースもタブレット本体と同時に発売され、10月31日までに購入した利用者にはプレゼントされる。また、動画配信サービスのU-NEXTと連携し、新規加入者には2000円分のポイントを提供するキャンペーンも実施される。映画やドラマの視聴、電子書籍の購入などに利用可能だ。