プライバシーモードによって非表示、あるいは非通知にしておきたい項目は、別途設定する必要がある。設定可能な項目は以下の通り。
※:別途アプリケーションのダウンロードが必要 |
まず、一番使う人が多いであろう電話、電子メール関連のプライバシーモードについて紹介する。これらを利用するには別途「NX!電話帳」「NX!メール」をダウンロードしておく必要がある。ダウンロードされていない場合は、設定しようとするとダウンロードを促すポップアップが表示される。
アドレス帳は、エントリー・グループ単位で非表示・非通知にできる。プライバシーモード設定から「電話・メールの設定」→「電話帳設定」と進むと「電話帳」と「グループ」と表示されるので、エントリー単位で指定したい場合は「電話帳」を、グループ単位で指定したい場合は「グループ」を選択する。その後、非表示にしたいエントリー・グループの南京錠をタップする。「fujitsuアカウント」以外で登録されているエントリーにタップすると、警告文が出てくるのでよく読んでOKを押すと自動的にエントリーがfujitsuアカウントに移動され、非表示・非通知対象となる。ちなみに、fujitsuアカウントはプライバシーモード時に使うアカウントだ。
対象にしたいエントリー・グループを登録し終えてプライバシーモードを有効にすると、該当エントリー・グループのアドレス帳データの閲覧ができなくなる。閲覧したい場合は、プライバシーモードを無効にすればよい。着信画面・着信履歴の動作は、未登録番号として表示するか、着信画面すら表示しない「サイレント着信通知」、普通に表示・通知するか選択できる。電話・メールの設定から「着信時動作設定」で好きな動作を選ぼう。
「サイレント着信通知」を利用した場合は、本当に着信画面すら出ないので、電話が来たかどうかすら分からない。そこで活躍するのが「プライバシー新着通知」だ。電話の発着信を含めて、プライバシーモードで非通知対象になっている項目からの通知があった場合に、バッテリーアイコンのデザインを変えて知らせるという、おなじみの機能だ。バッテリーアイコンが変わっているときにプライバシーモードを解除すると、それまでの通知が表示される。設定はプライバシーモード設定の「その他の設定」→「プライバシー新着通知」から行える。
これらの設定は「NX!メール」でも有効だ。該当エントリー・グループからのメール本文や送受信履歴を非表示にできる。プライバシーモードを解除すればしっかり表示される。NX!メールでは、一般的なPC向けの電子メールの送受信ができる。メールの送受信をこのアプリで行うことで、プライバシーモードの恩恵を受けられる。「Gmail」や「spモードメール」のアプリに関してはプライバシーモード非対応だが、GmailをNX!メールで送受信するよう設定すれば、プライバシーモードが有効になる。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2012年12月31日