「らくらくスマートフォン」と聞くと機能に制限があって使いにくいのでは……と考えているあなた。実は誰でも便利に使える端末なのです。
これまで、らくらくフォンなんて無縁かと思っていましたが、今回「らくらくスマートフォン プレミアム」をお借りし、もしこれを自分の両親にプレゼントとして渡すなら……と考えながら、まずは自分で使ってみました。意外や意外、誰でも使えるなかなか考えられている端末だなあという感想ですよ!
まず最初に驚いたのは、電源を入れていつものようにタッチしてもまったく反応が無いこと。壊れてるかな?と思ってしまいましたが、これは「らくらくタッチ」という機能。タッチしただけではなく「押し込む」というのがポイント。言われてみれば、私たちがスマートフォンを無意識に「触る」「押す」の区別をしていますが、フィーチャーフォンからスマートフォンに移って物理的なボタンがなくなる、というのは不安になるかもしれません。この機能は初めて触る人にとってはむしろ自然に思うかも。もちろん、設定でオフにできますので、実際に両親に渡すときに反応を見るといいでしょう。
ちょっと面白いなと思ったのは、歩数計に脈拍計。歩数計は何もしなくてもオンになっており、待ち受け画面の上部に今日何歩歩いたのかが表示されていますので、つい見てしまいます。これがあれば、常にスマホを持ち歩いてもらえるかもしれません。
そしてこれをうまくアプリで見せるのが、歩数計アプリからアクセスできる「からだライフ」。東海道五十三次コースに四国八十八箇所コース、奥の細道コースなどから好きなものを選ぶと、名所を巡る仮想な旅が楽しめます。これなら毎日歩いて、適度な運動をしてもらえるかも。
そのほか、富士通のARROWSシリーズではおなじみの機能「脈拍測定」も活用できそうです。これはインカメラに指をかざして簡易的に脈拍を測る機能で、らくらくスマートフォンなら毎日持ち歩いているので、定期的にチェックしてもらえそう。
今回、両親に渡す前に入れておかなくてはと思ったのは、普段使いできるメッセンジャーアプリ。これは自分が使っているものをそのまま入れるといいでしょう。となるとやはりLINEがいいかもしれません。
らくらくスマートフォン プレミアムは他のスマホと同様、Google Playからさまざまなアプリをダウンロードできます。ここからLINEをインストールし、セットアップして、自分のアカウントを登録してからプレゼントすることにします。そのときにスタンプなどの使い方を教えれば、メールよりも便利かもしれません。
さらに、1つくらいゲームをインストールしておきます。誰でもできてシンプルなゲームはいくつもありますので、適当に見つくろってインストールしておきます。LINEゲームを始め、最近のスマホゲームはSNSとの連携がよくできていますので、ゲームの進行状況をLINEやTwitterのタイムラインに流してもらえれば、遠く離れた場所にいても「あっ、元気なんだな」ということがゲームを通じて分かるようになるかもしれません。たかがゲームとあなどることなかれ。
そのほかにも、進化した「おまかせカメラ」や、困ったときに操作方法を電話で聞ける「らくらくホンセンター」など、とても充実した機能、サービスがあり、なかなか面白いな、というのがらくらくスマートホンを初めて使ってみた感想です。普段のスマホでは見ないアプリやサービスもいっぱいあり、まずは私たちが触ってみて、どんなことができるのかを知っておけば、紹介がしやすいでしょう。
どうしてもらくらくホンというとシニア向けで機能が制限されていると思いがちですが、意外や意外、できることがいっぱいあります。普通のスマホと同様にこんなこともできるんだよと紹介してあげれば興味を持ってもらえるのではないでしょうか。
そういえば母親は俳句を詠むのが趣味だったなあ。「俳句・写真くらぶ」なんてアプリがあるのを教えてあげなくちゃ、と思いました。らくらくスマートフォン、アリかもしれませんよ!
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