「DLNA」で、家でも外でも快適動画ライフ!「ARROWS V F-04E」使いこなし術(1/2 ページ)

昨今のAndroidスマートフォン・タブレットは、「DLNA」に対応するのが半ば当たり前になってきた。「ARROWS V F-04E」もDLNAに対応しているが、そもそもDLNAが何なのか、どうやって使ったら良いか分からない、という方も多いだろう。今回は、ARROWS VならではのDLNA活用術を紹介する。

» 2012年12月21日 10時00分 公開
[井上翔,ITmedia]
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 デジタルテレビやハードディスクレコーダーのカタログを見てみると、「DLNA」というロゴや言葉を目にすることが多くなってきた。DLNAは、デジタル家電のネットワーク“ガイドライン”の1つで、多くのメーカーから対応するデジタルテレビ、HDDレコーダーやネットワークストレージ(NAS)が発売されている。PCでは、Microsoftの「Windows 7」と「Windows 8」がOSの機能としてサポートしているほか、それではカバーしきれない機能を搭載したDLNAソフトウェアも市販されている。

Photo DLNAガイドラインに準拠したハードウェア・ソフトウェアに付与される「DLNA Certified」ロゴ

 富士通のAndroidスマートフォン「ARROWS V F-04E」には、DigiOn製の「DiXiM for Android」というDLNAソフトウェアの最新版が搭載されており、さまざまなDLNA機能が使える。今回は、ARROWS Vで使えるDLNA機能を紹介しつつ、使い方を伝授していく。


テレビやレコーダーで録画した番組を視聴する

 まず、DLNA対応のテレビやHDDレコーダーなどで録画した番組を楽しんでみよう。

 その前に、DLNAを活用するためには、大前提としてテレビやレコーダーで録画した番組を、DLNA機能を使ってネットワークで共有(配信)できる状態にしておく必要がある。事前に自宅の無線LANネットワークなどにテレビやレコーダーなどを接続したうえで、共有(配信)を有効にしよう。配信側の具体的な設定方法は、テレビやレコーダーの取扱説明書に詳しいので、そちらを確認してもらいたい。

 配信側の準備ができたら、ARROWS V側の準備だ。準備と言ってもそう難しいものではなく、配信機器と同じネットワークに属するWi-Fi(無線LAN)アクセスポイントに接続するだけでいい。

PhotoPhotoPhoto DiXiMアプリは「docomo Palette UI」ではARROWSカテゴリーに(写真=左)、「NX!ホーム」ではエンターテインメントカテゴリーに(写真=中)入っている。NX!ホームではホーム画面にも配置されている(写真=右)(いずれも初期状態)

 ARROWS VをWi-Fiに接続した状態で「DiXiM」アプリを起動すると、配信機器(サーバー)が正しくセットアップされていればその一覧表示される。見たい番組があるサーバーを選択し、その中のフォルダをたどって目的の番組を探して、タップすれば再生できる。フォルダやタイトルの順番は並べ替えができ、フォルダはブックマーク(お気に入り)登録も可能なので、目的の番組が探しやすい。

PhotoPhotoPhoto Wi-Fi(無線LAN)をオンにしないで起動すると、Wi-Fi接続が必要である旨が表示されるようになっている(写真=左)。サーバーを選択する画面。別の画面からこの画面に戻りたい場合は、左下の機器が積み重なったようなアイコンをタップすればいい(写真=中央)。機器を選択すると、機器内のフォルダーが表示される。ここは機器ごとに名称・分類方法が異なる(写真=右)
PhotoPhotoPhoto コンテンツ一覧は標準状態ではリスト表示だが(写真=左)、4つのタイルが並んだアイコンをタップするとタイル表示に切り替わる(写真=中央)。タイトルの並び順は自由に変えられる。サーバー機器によっては一部の並び替え項目が使えないこともある(写真=右)
PhotoPhoto フォルダはお気に入り登録することもできる。登録したいフォルダを表示してメニューキーを押して「ブックマーク登録」をタップしよう(写真=左)。登録したフォルダは星のアイコンをタップすると表示できる(写真=右)
PhotoPhoto ブックマーク削除は、ブックマークを表示した状態で画面右上にある鉛筆のアイコンをタップすると行える
Photo 防水筐体なので、入浴中でも録画した番組を楽しめる。長風呂の友として最適

 これで、家中のどこにいても、Wi-Fiの電波が届く場所ならどこでもテレビの番組が楽しめる。筆者は、録画したテレビ番組を風呂場や台所で見る、という使い方を普段からしている。ARROWS VはIPX5/IPX8等級の防水性能を備えていて、基本的には水がかかっても問題はないので、“風呂ライフ”を満喫できるはずだ。

 ちなみに、表示されているコンテンツ名を2〜3秒ぐらいロングタップすると、「コンテンツメニュー」が表示される。コンテンツの再生や、これから紹介する各種機能の一部へのショートカットも用意されているので、是非活用してもらいたい。

Photo コンテンツをロングタップすると、コンテンツメニューが表示される。色々な操作ができて便利だ
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提供:富士通株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2012年12月31日

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