第1回 16GバイトのmicroSDHCは使える?――「EXILIMケータイ 930CA」:「EXILIMケータイ 930CA」の“ここ”が知りたい
809万画素CMOSカメラを搭載する「930CA」は、ソフトバンク版の“EXILIMケータイ”。また、ソフトバンクのカシオ製端末では、初めて「9xx」番台の型番を持つハイスペックモデルでもある。今回は、着信LEDや外部メモリ、キーロックなどの基本事項をチェックした。
着信LEDはどこにあるか
「EXILIMケータイ 930CA」の着信LEDはディスプレイの左上にある。点灯カラーは12色+グラデーションがあり、電話、TVコール、メールで異なるカラーを設定できる。不在通知ランプも同じ場所にあり、着信LEDと同じカラーが点灯する。パターンは「固定パターン」1種類と「メロディ連動」を設定できる。
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16GバイトのmicroSDHCは使えるか
930CAは外部メモリとしてmicroSDとmicroSDHCを利用できる。ソフトバンクモバイルの製品情報サイトでは、推奨する最大容量は8GバイトのmicroSDHCとなっているが、16GバイトのmicroSDHCは利用できるのだろうか。
サンディスクの16GバイトmicroSDHCを930CAに挿入したところ、問題なく認識した。ちなみに、au版EXILIMケータイの「W63CA」はmicroSDHCに対応せず、利用できる外部メモリは最大2Gバイトなので、この点は930CAの方が優れている。
キーロックはできるか
930CAはスライド端末なので、閉じた状態で誤操作防止のキーロックができるのかが気になる。930CAには、いくつかのキーロック設定が用意されており、主に (1)本体を閉じると自動ロック (2)LOCKキーを押してロック という2つの方法でロックできる。
メインメニュー→「Settings(または「設定」)」→「セキュリティ設定」から呼び出せる「キー操作ロック」には、4種類のロック設定がある。「クローズ時」をオンにすると、本体を閉じると自動でロックされ、開くとロックが一時解除される。もう1度本体を閉じると再びロックされる。
キーロックは待受画面以外でも有効で、例えば受信メールを表示させた状態で本体を閉じると、待受画面に切り替わり、画面下部に「キー操作ロック」と表示される。もう1度本体を開くと、元のメール画面に戻る。なお、ワンセグ、カメラ、スナップビューア(画像ビューア)など、使用中の機能によっては閉じてもロックされなかった。
キー操作ロックの設定で「クローズ時」をオフにして「ロックキー」をオンにすると、左側面のLOCKキーを短押ししたときのみロックされる。この場合も、本体を開くと自動でロックが解除され、その後本体を閉じてLOCKキーを押すと、再びロックされる。
このほか、一定時間操作しないと自動ロックするタイマー設定や、キー操作ロックの解除に暗証番号入力を必要とする設定もできる。
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