2008年、最も売れたケータイは?――NTTドコモ編:2008年携帯販売ランキング(2/2 ページ)
2008年のドコモのランキングでは、ハイエンドの90xiシリーズの端末がトップ10の多くを占めた。さらに2008年後半に発売されたモデルもいくつかランクイン。そんな中、“あのメーカー”が1位、2位とワンツーフィニッシュを決めた。
1位:「P906i」(2008年6月発売)
パナソニック モバイルコミュニケーションズ製
「P905i」のWオープンスタイルを継承した2代目“VIERAケータイ”。フレーム補間技術を取り入れたワンセグや、「顔オートフォーカス&オート露出」機能の付いた510万画素CMOSカメラなどを搭載したハイエンドモデル。
2位:「P905i」(2007年11月発売)
パナソニック モバイルコミュニケーションズ製
テレビブランド“VIERA”で培った高画質化技術「モバイルPEAKSプロセッサ」を搭載するほか、ディスプレイが横にも開く「Wオープンスタイル」を採用した初代“VIERAケータイ”。フルブラウザ上のWindows Media Video(WMV)ストリーミング再生に対応するなど、多彩な機能を備える。
3位:「N906iμ」(2008年6月発売)
NEC製
先代モデル「N905iμ」から引き継いだ厚さ12.9ミリのスリムボディに、ワンセグと6軸手ブレ補正カメラ、フルブラウザを追加し大幅に機能を強化。サマンサタバサとコラボレートした「STNY by Samantha Thavasa×N906iμ」も登場した。
写真で見る「STNY by Samantha Thavasa×N906iμ」
4位:「SH906i」(2008年6月発売)
シャープ製
回転2軸ボディにタッチパネルディスプレイを採用し、ダイヤルキーや十字キーでの操作とタッチパネルでの操作を使い分けられる。フルワイドVGA(480×854ピクセル)表示に対応した3インチのディスプレイや、520万画素カメラを搭載したほか、ポインティングデバイスの「TOUCH CRUISER」が静電パッドから光学式センサーに変わり、決定キーに内蔵された。
5位:「SH905i」(2007年11月発売)
シャープ製
横幅48ミリの細身な回転2軸ボディを採用。ディスプレイはフルワイドVGA(480×854ピクセル)に対応し、アスペクト比を16:9としたことでワンセグ放送を全画面で楽しめるようになった。3.2Mピクセルの手ブレ補正付きカメラを搭載する。ワンセグを視聴しながらiモードサイトのブラウジングなどを行えるマルチウィンドウ表示にも対応した。
6位:「らくらくホンIV」(2007年8月発売)
富士通製
らくらくホンとして初めてGPS機能を搭載したモデル。声の聞き取りやすさを改善する「スーパーはっきりボイス」や、自分の声が相手に伝わりやすくなる「はっきりマイク」などの機能も採用された。通話中の相手の声を、自動的に録音する機能も同モデルで新たに設けられた。
7位:「N905i」(2007年11月発売)
NEC製
ワンセグ、HSDPA、3GとGSMの国際ローミング、GPSといった905iシリーズの標準機能に加え、520万画素のダブルブレ補正(手ブレ+被写体ブレ)付きカメラを搭載したハイエンドモデル。音声入力に対応した直感ゲームや地図アプリ、翻訳アプリなども用意した。
8位:「P705i」(2008年1月発売)
パナソニック モバイルコミュニケーションズ製
ワンセグやWMV映像などを楽しめるほか、おサイフケータイや直感ゲームなどにも対応するなど905iシリーズにも負けない豊富な機能が特徴。ボディは厚さ12.8ミリとスリムで、シンプルなデザインを採用した。
9位:「F905i」(2007年11月発売)
富士通製
ディスプレイを左右に90度回転させられる“ヨコモーションケータイ”。1677万色表示が可能な480×864ピクセルのスーパーファインIPS液晶を採用し、ワンセグを視聴しながらiモードやメールなどの機能を表示するマルチウィンドウに対応する。また、ワンセグ録画にも対応した。使いやすい携帯を目指し、らくらくホンシリーズの人気機能「はっきりボイス」「ゆっくりボイス」なども採用。
10位:「N706i」(2008年7月発売)
NEC製
カジュアルブランド「Francfranc」とがコラボレートしたモデル。内蔵コンテンツもFrancfrancがデザインを手掛けた。“Francfrancスペシャルパッケージ”として販売されたスペシャルモデルの「Pink」には旅行で役立つオリジナルトラベルセットも付属した。
“かわいいケータイ”には旅をさせろ?――「N706i」の開発コンセプトとは
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