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写真で解説する「P-07A」(2/2 ページ)

ボディスタイルは「Wオープン」から「トリニティ」へ――。LUMIXでもおなじみの「おまかせiA」と大型サブディスプレイの搭載で、「簡単に、素早く、きれいに撮る」機能が大幅に向上した「P-07A」。“4倍滑らか”なワンセグ補間技術や高色再現性液晶、さらに本職ゲーム機に迫るハイクオリティーな内蔵ゲームも魅力だ。

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 カメラに関しては、スピード面での進化も見逃せない。P-01Aでは起動とオートフォーカスにそれぞれ2秒ほどの時間がかかったが、今回はそれぞれ1秒ほどに高速化されている。また、フォトライトが高輝度LEDフラッシュにバージョンアップし、高感度ISO1600相当の高感度撮影ができる画像のサイズも、1Mから2Mになるなど、暗い場所での撮影に強くなった。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

photo メールを作成しながらワンセグを視聴することもできる

 ワンセグは、通常より“4倍滑らか”な映像を実現するという、進化した「モバイルWスピード」が特徴だ。これまでは15フレーム/秒の映像を画像処理で30フレームに補間、つまりオリジナルの画像の間に1枚の画像を差し込んでいたが、今回は60フレーム/秒の補間を実現している。これは“3枚の画像”を差し込んでいることを表し、補間画像の方がオリジナルの画像より多く生成されているということになる。

 さらに、ディスプレイの表現力もアップした。高画質技術「モバイルPEAKSプロセッサー」によって、コントラスト比は最大1万対1にまで高められている。バックライトや液晶パネルを改善した高色再現性液晶を採用することで、緑と赤の色再現性も向上した。


photo 横オープンスタイルで行える操作も、P-01Aより増えている。メール画面では新規作成のほか、受信・送信ボックスを見ることも可能になった。写真の左側がP-07A、右側がP-01A
photo フルブラウザも横オープンスタイルで楽しめる

 また、プリインストールされたゲームコンテンツのクオリティーの高さも、P-07Aの性能の高さを象徴する。人気ゲームタイトル「レイトン教授と悪魔の箱」では、映画のようなアニメーションと大容量のシナリオを展開。携帯用にアレンジされた“ナゾ”が登場するため、すでにゲームを遊んでしまったユーザーでも楽しめる。

photophoto 「レイトン教授と悪魔の箱」(写真=左)と「機動戦士ガンダムオンライン プロローグ版」(写真=右)

 さらに「P906i」にプリインストールされ、迫力のグラフィックが話題を呼んだ「機動戦士ガンダム U.C.0079」をベースに開発した、「機動戦士ガンダムオンライン プロローグ版」も内蔵した。購入時はプロローグ版だが、無料アップグレード(パケ・ホーダイの加入とmicroSDが必要)により、iアプリオンラインを利用した“最大6人でのオンライン対戦”が可能になる。


photo 6人同時対戦の様子をテレビに出力したデモ。ちなみに、最初に使えるモビルスーツは6体のみだが、順次追加され、ゲームの課題をクリアすることで新しい機体を使うことができるようになる

 P-07Aが持つチップセットの性能やパナソニック独自の総合プラットフォーム「UniPhier(ユニフィエ)」のポテンシャルを存分に活用し、6体のモビルスーツが同時に動いても処理が遅れることはない。また、マップの範囲や高さも前作に比べて拡大。実際にプレイしてみると、横オープンスタイルの操作感も相まって、本職ゲーム機にも負けない迫力と没入感が味わえた。

photophoto 電池残量の%表示にも対応
photophotophoto プリセットの待受画面。待受け画面が時間ごとに切り替わる「ランダム待受機能」も設けている
photo メール入力画面。日本語入力システムには「iWnn」を採用
photophoto 3種類のマチキャラが用意されている(写真=左)。iウィジェットには、パナソニック モバイルのメーカーサイト「P-SQUARE」の更新情報やお勧めコンテンツを配信する「P-SQUARE INFO」をプリインストールした(写真=右)
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