写真で解説する「Cyber-shotケータイ S003」:「S001」との違いは?(1/3 ページ)
Cyber-shotケータイとしてはもちろん、スライド端末としては世界初の防水性能に対応した、ソニー・エリクソンの「Cyber-shotケータイ」。前モデルの「S001」から何が変わったのか。外観とカメラ機能を中心に調べた。また、動作レスポンスについての動画も掲載した。
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「Cyber-shotケータイ S003」は、auでは「W61S」「S001」に続く3世代目のCyber-shotケータイ。今回はPLASMAフラッシュ対応の1209万画素CMOSカメラを搭載し、スライド端末では初となる、IPX5/IPX7の防水性能をサポートしたことが大きなトピックといえる。
S003ボディサイズは、約52(幅)×118(高さ)×17.6(厚さ、最厚部21)ミリ、重さは約154グラム。防水性能を備えたためか、S001のサイズ約51(幅)×115(高さ)×17.8(厚さ、最厚部21)ミリと重さ約145グラム(追加色のブラウンとホワイトは147グラム)と比べると、幅が1ミリ、高さが3ミリ増しているほか、9グラム重くなっている。
ディスプレイはフルワイドVGAサイズ(480×854ピクセル)の約3.2インチ液晶を搭載しており、約3.3インチのフルワイドVGA有機ELを持つS001と異なる。説明員によると、今回有機ELを採用しなかったのは、消費電力を考慮したことと、防水仕様により、使用できる部品のサイズに制約が出てしまうため。S001よりも0.1インチ小さい3.2インチの有機ELは、新規で開発する必要があることも関係しているという。ちなみに、今回のau夏モデルでメインディスプレイに有機ELを採用している機種はない。
デザインのベースはS001を継承しているが、レンズカバーがS001の横向きから縦向きに開閉するチルトダウン式に変更したのが大きな違い。「S001ではスライドを開くときに誤ってレンズカバーも開いてしまう人が多かった」(説明員)ことから、レンズカバーの開く向きを変えた。
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