iPhoneで「ガンダムAR」――ヤフーがアプリ配信:見せてもらおうか、ARの性能とやらを
ヤフーがiPhoneアプリ「ガンダムAR」を発表。位置情報型のARを使って、静岡にある実物大ガンダムの隣にシャア専用ザクが出現するほか、静岡に行かずとも楽しめるマーカー型AR機能も搭載。
ヤフーは8月10日、同社初となるAR(拡張現実)技術を使ったiPhoneアプリ「ガンダムAR」を発表した。同社のWebサイトで展開している「ガンプラ30周年記念特集」の一環として開発されたもの。近日中にApp Storeで配信を開始する。iPhone 3GSとiPhone 4に対応し、利用は無料。利用期間は9月30日まで。
ARとはITを使って現実環境に情報を重ね合わせる技術のこと。今回のアプリは2種類のAR機能を用意している。1つは、静岡にある実物大ガンダム(関連記事)の付近でアプリを立ち上げると、ガンダムの隣に実物大シャア専用ザクが浮かび上がるというもの。GPSや電子コンパスなどのセンサー情報からユーザーの位置や向きを割り出し、居場所に応じてザクの見え方が変化するようになっている。また、画面をカメラロールに保存することも可能だ。ARのザクは、実物大ガンダムから約100メートル以内に入ると表示される。
また、静岡に行かずとも体験できるAR機能として、マーカー型AR機能も用意した。専用の2次元マーカーをカメラで撮影すると、マーカーの上にシャア専用ザクが映りこんだ画像ができあがる。画像内のザクはタッチ操作で拡大/縮小や向きの変更が可能で、好みのポジションに調節できる。カメラロールへの保存にも、もちろん対応している。ARマーカーは、同社のWebサイト内で公開されており、印刷すれば自宅をはじめさまざまな場所にシャア専用ザクを“召還”できるはずだ。
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