KDDI、音声情報配信サービス「コエなう」商用版を開始 Twitter連携機能も採用
KDDIが11月11日、これまでβ版として提供していた、ユーザーが電話をかけるとエンタメ情報などの音声情報が入手でき留「コエなう」プラットフォームを商用化すると発表。情報更新をTwitterでツイートする連携機能なども組み込み、プロモーションなどでの利活用を目指す。
KDDIが11月11日、音声メッセージプラットフォーム「コエなう」の商用サービスを開始すると発表した。
コエなうは、企業のユーザーが、一般のユーザーに向けて音声とインターネットを連携させた情報発信ができるツールとして「au oneラボ」でβ版を提供していたサービス。申請した電話番号から録音用の番号へ電話をかけ、最大45秒のメッセージを10件まで録音して、その録音内容をユーザーへ聞かせらることができる。メッセージが更新されるとCメールで更新通知を送る機能もあった。
KDDIではコエなうを商用サービスとして展開するに当たって、新たにTwitterで音声メッセージの更新通知ができるようにしたほか、インターネット上の専用Webページから音声ファイルをアップロードすることも可能にした。また携帯電話や固定電話から録音した音声メッセージを、承認者が確認した上で承認・登録する管理機能も備えた。
商用サービスは11日からすでに開始しており、1電話番号(コエなう番号)あたり月額1万円で利用できる。申し込みはコエなうのWebサイトから行える。
現在コエなうのサービスは、エイベックス・マーケティングやプラチナムプロダクション、青二プロダクション、キューブ、映画SPプロジェクトチームなどが提供を予定している。所属タレントからのお知らせやアーティストのモバイルファンクラブサイトの告知、映画のプロモーションなどに利用される。
ユーザーがコエなう(商用版)を利用するには、提供企業が指定するコエなう専用の電話番号に電話をかける必要がある。auケータイなら[*]キー+コエなう番号+発話キー、それ以外のケータイと一般電話は「090-4444-0020」+発話キー+コエなう番号でメッセージが聞ける。コエなう番号は4桁の番号で、ガイダンスのあとに入力する。コエなうを利用するには、発信する電話からauケータイへかける際の通話料が発生する。
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