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Apple、iWorkアプリをiPhoneとiPod touch対応に
iPad版の「Keynote」「Pages」「Numbers」がiPhoneとiPod touchでも利用できるユニバーサルアプリになった。既存ユーザーは無料アップデートでiPhoneにもインストールできる。
米Appleは5月31日(現地時間)、オフィススイート「iWork」のアプリのiPad版をアップデートし、iPhoneおよびiPod touchにも対応するユニバーサルアプリにしたと発表した。iPad、iPad 2に加え、iPhone 3Gおよび4、第3世代、第4世代のiPod touchで利用できる。
iWorkは米MicrosoftのOfficeに対抗するMac版のオフィススイート。プレゼンテーションアプリの「Keynote」、ワープロアプリの「Pages」、表計算アプリの「Numbers」で構成される。2010年1月、iPadの発売に合わせてiPad版がリリースされた。各アプリはApp Storeで9.99ドル(日本では1200円)で販売されている(App Storeでは“スイート”としての販売はしていない)。
既にiPad版の各アプリを持っているユーザーは、無償でアップデートしたアプリをiPhoneやiPod touchでも利用できる。
ユニバーサルアプリになったほか、今回のアップデートでKeynote Remote(別売)をインストールしたiPhoneまたはiPod touchからiPad上のKeynoteをコントロールできるようになり、ドキュメントマネージャでプレゼンテーションの並べ替えやフォルダ管理が可能になった。
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