KDDI、ARアプリコンテスト第2回を開催――第1回受賞作品の配信も
KDDIと技術評論社が、第2回となるARアプリケーションコンテスト「察知人間コンテスト」を開催。また、第1回コンテストのグランプリ・準グランプリ受賞作品を「auスマートパス」内の「アプリ取り放題コーナー」で配信開始する。
KDDIと技術評論社が、第2回ARアプリケーションコンテスト「察知人間コンテスト」を11月1日から開催する。
ARアプリケーションコンテストは、ARの可能性追求と、ARをより身近な存在にするためのアイデア発掘を目指したもの。今回募集するのは「未来を感じさせる」「人の役に立つ」「楽しめる」「社会問題を解決する」といったアイデアが含まれる作品で、KDDIが提供するAR開発環境「SATCH SDK」により制作した作品、「SATCH VIEWER」で再生可能なコンテンツ、または「SATCH VIEWER」に統合される「てのりん」で再生する「MMDデータ」のいずれかに該当することが条件。応募は誰でも可能だ。
選出数はグランプリが1作品、準グランプリが1作品、特別賞が3作品で、それぞれ100万円、20万円、10万円ずつ賞金を授与する。応募期間は11月1日から12月10日で、PCから専用申し込みページへアクセス。今後は1次、2次選考を経て2013年5月下旬に最終審査を行う予定だ。
あわせて、「第1回察知人間コンテスト」でグランプリ・準グランプリを受賞した2作品を11月1日から「auスマートパス」と「Google Play」で配信を開始した。「ARレントゲン」は、画面内に出現したリアルな3Dモデルを動かしたり透けさせたりできるというもの。Google Playでの価格は300円。
「とびでるぬりえ」は、専用のぬりえにスマートフォンをかざすと絵が立体的に浮かびあがるというもので、日本郵政グループの「郵便年賀.jp」と連携して年賀状向けぬりえテンプレートを利用できる。なお、auスマートパスへの対応は12月1日からで、Google Playでのダウンロードは無料。
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