イー・アクセス、「EMOBILE LTE」対応のHuawei製スマートフォンを発表:来春以降に発売
イー・アクセスが、EMOBILE LTEに対応した初のスマートフォンを発表。来春以降に発売する。クアッドコアCPUや4.7インチHDディスプレイ、FeliCaなどを搭載する。
イー・アクセスが11月12日、下り最大75Mbps/上り最大25Mbps(一部地域は下り37.5Mbps/上り12.5Mbps)の高速通信サービス「EMOBILE LTE」に対応する初のスマートフォンを、2013年春以降に発売することを発表した。メーカーはHuaweiだが、製品名はまだ案内されていない。
同モデルは、クアッドコアCPU、4.7インチHD(720×1280ピクセル)ディスプレイ、1300万画素カメラなどの高いスペックや、薄型ボディを特長とする。イー・モバイルのスマートフォンとしては初めてFeliCaに対応し、おサイフケータイのサービスを利用できる。ただし現時点で「おサイフケータイのどのサービスを利用できるかは未定」(イー・アクセス広報)とのこと。Pocket WiFiウィジェットを用いたテザリングも利用可能だ。またイー・アクセス広報部によると、本機はすでに海外で発表済みのモデルをベースにしたわけではなく、新たに開発したモデルとのこと。
LTEの通信規格として「UE Category4」に対応する。Category4では20MHz幅を利用して下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsの通信が可能になるが、イー・アクセスが使用している1.7GHz帯に割り当てられている帯域幅は15MHz(×2)なので、現時点ではCategory4の通信は利用できない。同社は1.7GHz帯の追加割り当てを希望しているが、その可否や時期は未定。
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