デジタル一眼をスマホで操作 「SmartTrigger」一般販売開始
Cerevoがスマートフォンをデジタル一眼カメラのリモコンとして使えるアダプタ「SmartTrigger」の一般販売を開始した。
Cerevoは2月26日、スマートフォンをデジタル一眼カメラのリモコンとして使えるアダプタ「SmartTrigger」の一般販売を開始した。価格は7499円。数量限定ながら各社カメラとの接続ケーブル10本(レリーズケーブル9本、赤外線レリーズケーブル1本)を組み合わせたパッケージも用意する。こちらの価格は9999円。
SmartTriggerはBluetoothを内蔵しており、スマートフォンとはBluetoothで、デジタルカメラとはレリーズケーブルにて接続することで、スマートフォンをカメラのワイヤレスリモコンとして機能させる。レリーズケーブルが取り付けられないカメラには、赤外線レリーズにて対応できる。
開発発表時にはクラウドファンディングでの支援を募っており、目標額の170%超を達成。昨年9月には一般販売の開始を告知しており、この度、販売が開始された。
SmartTriggerを介し、スマートフォンのアプリ「SmartTrigger App」からは、カメラのシャッターをワイヤレスで切るだけではなく、タイマー撮影やタイムラプスのためのインターバル撮影機能、加えて、「シャッターを切れるだけでは面白くない」(Cerevo 代表取締役 岩佐琢磨氏)と、スマートフォンの加速度センサーを利用してジャンプした瞬間を撮影する機能も用意されている。
本体サイズは63(幅)×31.6(高さ)×12.6(奥行き)ミリ、20グラム(電池含まず)。スマートフォンとの通信には省電力での通信が可能なBluetooth 4.0(Low Energy)が用いられており、最大約3万ショットの利用が行える。カメラの操作に必要なアプリはiOSおよびMacOS X用が用意され、Android OSへの対応は準備中としている。なお、カメラについてはキヤノンEOSシリーズやニコンDシリーズ、ソニーαシリーズなど多くの製品が対応する(詳細については製品紹介ページ参照のこと)。
なお、SmartTriggerのソフトウェア仕様は開発者向けへの公開が予定されており、提供されるAPIを利用することで既存(あるいは新規)のiOSカメラアプリのリモコンとしてSmartTriggerを利用する、あるいは何らかのデバイスを動かすためのキーとしてSmartTriggerを利用するいったことも可能となる。
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