ケータイからスマホへの買い換え ためらう理由は“操作感の違い”と“不安感”
パナソニック モバイルコミュニケーションズが、スマートフォンに関する意識・実態のアンケート調査を実施。ケータイユーザーがスマホへの買い換えをためらう理由は“操作感の違い”と“スマホに対する不安感”が多かった。
パナソニック モバイルコミュニケーションズは、スマートフォンに関する意識・実態のアンケート調査結果を発表した。
今回の調査は、スマートフォンに関する意識・実態の把握を目的としたもの。首都圏(1都3県)に住む、過去一度もスマートフォン/タブレット端末を所持したことがない20代〜40代のケータイユーザー男女各600人(サンプル数は合計1200)を対象として、5月31日〜6月2日にかけて実施した。
「一度はスマホを使ってみたいか?」という質問に対しては、43%の人が「はい」と回答。しかし、「はい」と答えた人に「スマートフォンへの買い替えを具体的に検討していますか?」と聞いたところ、約6割が「買い替えを具体的に検討はしていない」と答えており、意識と行動にギャップが見られるという。
買い替えを予定していない人に理由を聞いたところ、「スマホはケータイに比べバッテリーのもちが悪そうだから」(28%)、「ケータイの機能操作に慣れているから」(25%)、「スマホはケータイに比べ大きくて、片手で操作できないから」(17%)、「今のケータイに愛着があるから」(21%)など、操作方法の違いやスマートフォンに対する不安感が浮かび上がっている。
また、買い替えを検討していない人に対して「理想のスマホ講座を受講することができればスマートフォンへの買い替えを検討しますか?」と質問をしたところ、約3人に1人が検討すると答えている。講座で具体的に教えて欲しいことについては「セキュリティ対策について」(53%)、「入れておくと便利なアプリ紹介」(49%)や「電池を長持ちさせるコツ」(48%)などが多くなっている。「どのような講座であれば受講したいか」という問いには、「短時間で効率的に使いこなせるようになる講座」(56%)、「ネット上で講義を見ることができる講座」(36%)など、手軽に受講できる講座を求める声が多くなった。
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