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Huawei、ドイツ向けSTBを紹介 厚さ6.18ミリの「Ascend P6」も展示:IFA 2013
IFAのHuaweiブースでは、独で提供する予定のセットトップボックスや、最新のスマートフォン・タブレットを紹介している。
HuaweiはIFAでスマートフォンやタブレットの新製品を発表していないが、ドイツで提供するSTB(セットトップボックス)「HUAWEI MediaCast HD500」を発表した。
MediaCast HD500は500Gバイトのストレージと2つのテレビチューナーを内蔵するほか、スマートフォンと連携して映像コンテンツをテレビと共有できる。スマートフォンでは専用アプリを用いてコンテンツの共有や番組の視聴、テレビのリモコン操作を行う。ただし、現在はドイツのみの提供となっており、他国への展開は未定。
Huaweiが6月に発表した(当時)世界最薄のスマートフォン「Ascend P6」も展示している。Ascend P6の厚さはわずか6.18ミリで、手にすると、まるで1枚の板を持っているような感触。背面にはアルミ、側面にはステンレスを用いたボディは美しく、幅は65.5ミリ、重さは120グラムなので片手でも使いやすい。OSはAndroid 4.2、ディスプレイは4.7インチHD(720×1280ピクセル)液晶、CPUは1.5GHzのクアッドコアとなっている。
Ascend P6は中国、欧州、東南アジアなどで発売されている。なお、現時点ではLTEには対応しておらず、モバイル通信はW-CDMAかGSMで行う。日本での発売も期待されるが、LTEへの対応は必須だろう。
Windows Phone 8を搭載した第2弾モデル「Ascend W2」も展示していた。
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